「仲間」

仲間は極力作らない。

否定されるくらいなら。

「手を繋いで」

ごめんね。
もうあなたの温もりが
思い出せないんだ。

だから叶うならもう一度
あなたと手を繋ぎたい。

「ありがとう、ごめんね」

伝えきれなかったよ。
何度言っても足りない。

もうあなた方に直接言う事は
叶わないのに。

「部屋の片隅で」

部屋の片隅に
ひっそりと仕舞っている写真。

未だに飾る事が出来ません。

想い出になる時は

くるのでしょうか。

「逆さま」

年齢一桁の頃。

近所の友達といけない事だが
崖で遊んでいた。

後はご想像通り。

友達の１人が
真っ逆さまに落ちていった。

正確には若干の
側転も交えながら。

昔の子供は丈夫に出来ているのか
その友達は自力で這い上がってきた。

確実に５０ｍは落ちたのだが。