視線の先には君がいて、好きな人には目が合わせられなくて、ドキドキする。でも見ていたい色んな表情を知りたい。夏が重なっていくように
私の人生を私だけが見てて強くなって変わって生きて
ドンッ
男の子がぶつかってきた
私は無言でいた。そしたら先生が
「ぶつかったでしょ
謝りなさい」
ごめんね
私は「いいよ」と言った
そんな簡単に許しちゃダメだよ
(なんで私が怒られてるんだろう。何も悪いことしてないのに。)
その日1日その思いだけが残った。
大人になった今なら少しだけ分かる。あれは優しすぎたんだ。
許しちゃいけない訳ではなくて,そんな簡単に許していたら相手のためにもならないし自分の為にもならない。舐められるということだろうか。
そんな遠い日の記憶。
もう終わりにしよう。
誰にも愛されなかった愛した人は、皆居なくなったもしくは拒絶。優しさをあだで返されるのはいつもの事だった。
一体誰がこんな思いしてまで生きていたいんだろうか。
見返りを求めた訳では無い。求めたわけでなくても仇で返ってくる、要は利用されている。
利用されてると知っていながら優しくすることを辞められないのだ。
痛みを知っているから同じ痛みを背負って欲しくなくて、傷ついて欲しくなくて傷つくことに慣れて欲しくなくて優しくしたいそう思っているから余計に。
それが自分を苦しめるときがある。
大事にしたい人達のことはこれでもかってくらい大事にする。だけど私も人だ。同じように憤り痛みを伴う。だから時々酷いって言われるくらいには冷たいと思う。
だから自分でもそういう部分が出ると優しいって言えるような気がしなくて。
褒められることは嬉しいしありがたいだけど、それもまた苦しい。他の人が優しいと言う度に。私はそんな言われるほど優しくないと思ってしまう。
だからそんな自分をもう終わりにしよう終わりにして、嫌なことは嫌って言おう自分の気持ち大事にしてこう。