#6【ひとひら】
ひとひらの花が君の頭についた時、
僕は笑って手を伸ばす。
取った花びらを見せると恥ずかしそうに笑っていた
あぁ…、この時間が終わらないで欲しい。
桜舞うこの道で、僕と君の2人でずっと
そう願わずには居られなかった
#5【風景】
自分は風景が切り取れる写真が好きだ
その目で見て記憶に残しておくのもいいのだが、
人間には記憶力の限界がある
今はお手軽に写真が撮れる
昔はその場を動いては行けなかったりしたのに
今は一瞬
技術の発展は凄まじいものだ
だからこそ沢山撮ってしまう
あの時残しておけば良かった。
なんて後悔はごめんだ
だからといって携帯ばっかり構えてその目で見ないのも勿体ないぞ
動画の迫力と目で見る迫力は全くの別物
花火なんかがいい例だ
その場行ってみると動画の何倍も音が大きいし
花火がキラキラして見える
これは自分の主観ではあるが…。
あの素敵な風景を撮ることができないことが残念で仕方がないが、過去には戻ることは出来ない
いつかまた、彼女が自分の元に来てくれた時のために
たくさんの写真とお話を貯めておこう。
#4【君と僕】
君は本当に面白い人だ
その上勉強も出来て動ける!!
僕は勉強も運動も面白さもそこそこ
君にごっそり僕の能力を持っていかれたんじゃないかと疑うよ。
でも、それで僕を卑下したことも君を恨んだことも
ないけどね
だから大丈夫。別になんにもない
最後に話ができなかったことが寂しかったけど
枕元に出たりしないからさ、安心しろ!!
持っていったくせに、
先にどっかに行ったりするなよ
後追いなんてしたら許さないからな!!
… 手紙にびっくりマーク沢山つける人初めて見た
君らしいっちゃ、君らしいかな
全く、完壁な僕が後追いなんてする訳ないじゃないか。
おやおや今日は雨のようだね、天気予報は当てにならないなぁ
君と僕の関係は一体なんだったのか
兄弟なのか 親友なのか ライバルなのか 恋人なのか
それは最後までハッキリしなかったけれど
ただ1つ分かることは
目の前がぼやけて見えずらいということだけだ。
#3【夢へ!】
「夢かぁ…」
将来の夢が無いまま進路を決める段階になった
目の前にはキラキラしているように見える
パンフレットの山
全部見たけれどピンと来るものはない
部活とか習い事とか
何かに突出していたり固執していたりしたら
また違っていたのだろうか
そして、考えるのを一旦辞めた
進路ばかり考えると息が詰まる
考えなければいけないし、時間が無いのも事実
夢を見つける気になっただけ 1歩前進だろう
目の前に整備されていない道がある どこに行けばいいかも分からない
だけれど、
それらを開拓していくのもいいかもしれない
夢へ歩むために、もう少し寄り道をしてみよう
人生は長いのだから
#2【元気かな】
慌ただしく過ぎていく日々の中で
ふと 親友のことを思った
親友とは小学校からの仲で、
大人になった今でも連絡をする。
こんな友達は中々居ないだろう
SNSを確認すると連絡したのは10日前
1ヶ月ほど連絡をとっていないかと思っていたが
案外時間というのはゆっくり進むのかもしれない。
あるいは、
自分自身が親友を思うことが多いのかもしれない
"元気かな"
そう思ったら連絡するのが吉
『元気〜?』
と即座に連絡
親友のことだ、きっとすぐには既読はつかない。