最初は好きだったと思う
一緒の時間を過ごすうちに
気づけば気持ちを伝えたけど叶わなかった
それでもずっと一緒にいたから
友達ならずっと一緒にいられる
なんて浮かれて過ごすうちに
本当に友達みたいに
今まで恋人と過ごしてきたような
無意識に気を遣ってるなんてなくて
一周回って愛情から友情になったと思ってた
なのに
君との繋がりが急に無くなって
こんなにも悲しくて寂しくて
思い出を振り返ってばかりで
いつまでも「戻れないかな」なんて思うのは
やっぱり最初からずっと私の「好き」が
目を背けていただけで何回回っても
友情なんかじゃなくて愛情だったんだと
どうにもならなくなってから
気づいてしまったのだ
#愛情
好きになったこと全部に
君の影を感じて
君に影響されてばっかりだったのね
好きになれたことも
思い出しちゃうから出来なくなって
新しいことを始めても
行きたいとこに行っても
君としたかったなあって
どうしたら拭えるの
この気持ちは
どうすればいいの?
あまりにも自然に馴染んで溶けない
思い出の中の「また行こうね」が
ずっと頭から離れないのに
#どうすればいいの?
届かない気持ちに思いを馳せて
この黒い気持ちに対して落ちるのは柔らかい雨
もっといっぱい降ってしまって
この嫌な気持ちごと流してほしいのに
こんなんじゃ何も流れていかない
優しくされる方が涙が止まらないのよ
#柔らかい雨
本当に、些細なこと
たまたまその場に居合わせただけのこと
相手が違えばただの何気ない日常だった
そんな偶然のなか、出会ったヒーローは
その後の彼女の生き方を大きく変えることになり
2人の向かう道が変わっても
ヒーローは相変わらず
彼女の中では永遠に消えることのない
思い出であり、道標であり、支えであり
何十年経っても主人公だった
#永遠に
「仕事、終わらないね」
この調子だと今日も終電だなって
ため息混じりに君と話す
「一息入れようか」
席を立っていつもの自動販売機
私はコーヒー
君は紅茶
普段飲まない紅茶の香りは
君と過ごした時間の証
「あーこれで頑張れる気がするよ」
「何言ってんの」
こんな時間も悪くない
#紅茶の香り