ないものねだり__
今日もお母さんは知らない男の人を家に連れて来た。
「入っちゃダメよ。」
連れてくる度寝室に男の人と2人きりになり
変な声が聞こえてくる。
2時間ぐらいしたら部屋から出てきて男の人は帰る。
そしたらお母さんは僕のことを「ストレス発散器具」
と呼んで今日も殴ってくる。
「あんた目障りなのよね、消えてくれない?
彼と私の為にも、ね、?出来るでしょう?消えて。」
「消えて」なんて初めて言われたからどうすれば
いいかわからなかった。だから僕は
「ぼくがしんだらおかあさん、ぼくのことあいしてくれる?」
「愛して、?…ただの遊びで出来たあんたなんか
誰がどう愛すというの?ああ、wでも消えてくれたら褒めてあげる。上手にしねましたってね!w」
「……」
おかあさん。わかったよ。じゃあ、今おかあさんの前でしぬね。
さいごにわがままいってもいい?おかあさん、
「愛して…?」
なんて、
ないものねだりだね。
先日、アパートのベランダから5歳の男の子の
飛び降り自○がありました。
尚、全身は痣だらけで虐待の疑いが有り、
男の子の母親、×○さんを虐待の疑いで逮捕致しました。
没。
好きじゃないのに__
幼馴染は俺に好意を抱いている
それも昔から。
隣で歩いて話す度彼女は頬を染める。
わかり易すぎる。
俺は幼馴染の事は好きじゃない。
デブだし陰キャだし、俺には釣り合わない。
最近、幼馴染はよく違う男といる。
俺以外の男は苦手なはずなのに。
なんだろう、凄くモヤっとした。
別に好きじゃないのに。
最近あいつばかりが目に留まる。
気分が悪い
俺の視界に映らないで欲しい。
体育の時間、あいつの頭にボールが当たった。
駆けつけようとしたら最近あいつとよくいる男が
俺より先に駆け付けた。
「大丈夫?保健室行こうか」
あいつは俺と居た時のように頬を赤く染めた。
すごくイラついた。
別にあいつのことなんか好きでもなんでも
ないはずなのに__
放課後、俺はあいつの腕を引っ張り校舎裏に出た。
「なぁ俺以外の男に顔赤くすんのやめてくんね、?」
嫉妬してる奴みたいな台詞を言ってしまった。
別に
好きじゃないのに。