過去が良かったと、現実を見ないで。
あの頃に戻りたいと、目を逸らして。
いつまでも、夢見がちな私。
そろそろ、未来を見つめよう。
流れるまま、過ごすよりも。
周りをみよう。自分を見てくれる人がいる。
過去にこだわるのは、終わりにしよう。
目にしてるのは、何気ない日常の流れる風景。
いつもと変わらない毎日。
来るもの拒まず去るもの追わず。そんなふうに過ごして、気づいたら大切なものは失くしていて。
後から気づいて、後悔して。
大切だったものほど、実は見えていないのだろうか?
目を閉じて、問いかけて。
優越感と劣等感は、表裏一体みたいだ。
得意な事は自慢気で、自分にはできないことを軽々できる人には、羨んで、妬んで。
その時の感情で、気分が上がったり、下がったり。
これはずっと消えないものだ。
疲れたら、見る角度を変えよう。
きっと、新しい一面が見えて来る。
今まで気づかなかったことに気づいたら、きっと面白い。
人の顔色を見て、周りに合わせるように過ごしてる。その方が、楽だから。人間関係は、拗れると面倒。
だから、これまでずっと、自分の素を出せなかった。
否定されるのが、怖かったから。
だけど、あなたに出会って、あなたを知って、私を知ってほしいと思った。
こんな私だけど、あなたから見た私はどう見えるのだろう?
怖いけど、勇気を出して、少しづつ。
あなたが知らない私を、笑顔で受け止めて。
田舎に帰るため、汽車に乗る。
走行する汽車の窓から見た景色は、覚えている景色と少し違う。
時の流れは、走行する汽車のように気づいたらあっという間だ。
お土産は、つまらない物だけど大丈夫だろうか?
都会は大変だと、心配して見送りしてくれた。
お節介だなと思ったけど、不安もあって、見送りを照れ臭く思ったことが頭をよぎる。
迎えに来てくれてるのかな?
家で待ってるのかな?
とりあえず、自分は元気だと、笑顔で「ただいま」