【透明な水】
水は透明だ。
透き通っていて、とてもキレイ。
けれど絵を描く時、水を表現する時、
透明な水は水色で描かれる。
イメージからなのか、水だからその名の色を使うのか?
言葉で透き通っている事を透明と表現出来るのに、
どうして色ではその繊細さを表現できないのだろう。
空が青く見えるのと同じ理由な気もするが、
私はそれが不思議で仕方がない。
【理想のあなた】
誰にも望む理想の形がある。
けれど理想と現実では異なる事の方が多い。
どれだけ目指しても理想にはほど遠い事もあれば、
理想とは違うけれど、自分の中でしっくりくる事もある。
結局、理想とは自身の目標のようなモノで、
現実は理想通りになる事の方が少ない。
あなたは理想とは違うけれど、しっくりきてしまうのだ。
そんな人に、何かに出会えたことに感謝を。
【突然の別れ】
出会いがあれば別れがある。
別れがあるのはいい。
けれど突然はやめてほしい。
誰だって、それが急に来たら困るだろう。
感情があるから、人間は突発的に何かを起こす。
何かをおこした末に突然の別れがやってくる。
やった本人はいいけれど、
残された、やられた側の人には突然過ぎて、
心の準備すら出来ていない。
せめて予告しろって言いたいけれど、
それが無理だから突然の別れはやって来るのだろう。
だからこそ、別れがやってきた時に
悔いのないよう生きて行こうと思う。
【恋物語】
現実は物語の様にはうまくいかない。
だからこそ恋物語は人々に人気があるのかもしれない。
運命的な恋とか、禁断の恋とか、
壁ドン、顎クイなどのシチュエーションなど、
現実ではほぼないような物語も多い。
ないからこその憧れもあるのかもしれない。
けれど、事実は小説より奇なりとも言う。
物語に憧れを抱くのも良いけれど、
人生を楽しく生き、自身の物語を紡いで行こう。
【真夜中】
暗闇と静寂。
穏やかに、緩やかに流れる
独特な時間が好きだ。
その空間が自分だけのモノの様に感じてしまうほど。
夜闇に身を投じ、たった一人を満喫する様に。
真夜中は私の為の時間だ。
何にも囚われず、誰にも邪魔されず。
朝や昼が嫌いなわけではない。
けれど、少しだけ夜が明けるのが
惜しいと思う。