11/15/2025, 2:59:15 PM
「木漏れ日の跡」 #187
君が心地良いなんて言うから
木漏れ日の日焼け跡が残っちゃった
11/14/2025, 12:15:44 PM
「ささやかな約束」 #186
『来年の年越しも話したいね』
あなたがそう言ってくれたこと、とっても嬉しかったのよ
あなたにとっては忘れてしまうほどのささやかな約束かもしれない
私にとっては大切な大切な、愛おしい約束なの
11/13/2025, 1:24:50 PM
「祈りの果て」 #185
祈って、祈って、祈って、祈って、祈って、祈って
今何をしているのかわからなくなるほど祈り続けて
何も成せなかったとき
私は初めて、祈るだけでは足りないことを知る
一歩踏み出せばすぐに手に入って
もっと簡単なことだったと思い知る
手遅れになる前に、あなたを手に入れられた。
11/12/2025, 1:41:03 PM
「心の迷路」 #184
右かな、左かな?
こっちにしてみようかな。
…ここ、さっきも通った気がする。
あ!隠し扉があったよ。
…ん?遅すぎる?
あなたの心の中なら、いつまでも迷っていたいの。
11/11/2025, 12:47:19 PM
「ティーカップ」 #183
あの日の話をしましょう。
君が初めて私のお家に来た日のこと。
このティーカップでダージリンを飲んだ時のこと。
あの付き合いたての初々しいおしゃべりが懐かしいですね。ああ、君はもう忘れてしまいましたか。
……少し残念です。
このカップも片方は割れてしまいましたから、君とはもう使えませんね。
だからこうして、独り寂しく語りかけているのです。
ダージリンはこんなに苦かったでしょうか、