『急にごめん、なんかめっちゃ会いたくなった』
急に君から来たDM
私は嬉しかった
中学生の時仲が良くて高校生なってから少し疎遠になってしまっていた君
私もたまに思い出しては会いたいなと思っていた
『会いたい』
その一言だけでこんなにも幸せな気持ちになるのだと初めて知った
でも本音を言うとね、少し会いたくない気持ちもあるんだ
私は中学生の時君が好きだった
今は別に恋人がいるし、卒業してから君のことずっと好きだと思ってた訳ではないけれど
不完全燃焼だった君への思いを
また思い出してしまったらどうしようかと少し不安になる
今幸せだから会いたくないなとは思っていたけれど
8月、君に会いたい
貴方の願い事はなんですか?
そう聞かれた時私は何も答えることが出来なかった
願い事かぁ、
そういえば今日は七夕だった
すっかり忘れてた私と違って
貴方はうきうきしながら短冊に願い事を書いていた
何を書いたの?
貴方は笑うだけで何も言わなかった
結局あれから1年経ったけれど
もう私の傍に居ない貴方の願い事は叶ったのかしら
夏の匂いに誘われて
今日も私は旅に出る
今日はどこへ連れていってくれるのだろうか
今日日差し強いねって君と話しながら学校に行く道
体育の授業が終わったあとにみんなで暑い〜!!って言いながらハンディーファンを使う時
授業中にふと窓の外を見つめてもくもくしてる雲を見つけて、海行きたいなーって思う時
帰り道に日が暮れるのが遅くなったねまだ明るいって話している時
夜家でごろごろしてる時に窓から少し涼しい風が入ってくる時
寝る時に暑くて毛布ぽいってする時
色々あるけど全部私が夏の気配を感じる時
貴方が夏の気配を感じる時はいつですか?
小さな愛
大きな愛
どちらも同じ愛だけれど
私は小さくても深くて綺麗な愛の方がいいな
私だけにくれる愛を探し求めて
今日も私は旅に出る
次はどんな愛に出会うだろう