あなたのマグカップになりたい。

朝の6時と夜の9時にコーヒーをいれて
少し疲れた顔をいちばん近くでみて、

頑張ってね、お疲れさまと
誰よりも最初に言ってあげたいな

あなたは几帳面だから、
わたしに着いたステインも
すぐに消してくれるんでしょ
新品みたいにピカピカな、
真っ白のわたしを一番近くで見てね

時々思うことがある。

きみが風船みたいに
私の手からはなれて
ふわふわと飛んでいって、

そして、
私の手の届かない、
はるか遠く高いところまで
行っちゃうんじゃないかって。

そしたら私は
ゆっくりと太陽に向かっていく君を
ただじっと見ることしか出来ない

愛のうたを聴かせて
あんまり知らないから

変わってく音楽で
こころから 何か

いつか道に迷って
繋いだ指がはなれて
立ち止まる日がきても
回して聴く愛のうた

「喜んでいても
悲しんでいても
一緒にいるんだから
返すのはもう
いつでもいいよ
ずっと持っていたって」

いつか道に迷って
繋いだ指がはなれて
立ち止まる日がきても
回して聴く愛のうた

あなたがすき
だいすきだから
となりにいたくて
いっしょにわらって
いつもささえあいたい

ずっとふたりではなしたい
きみとふたりで、ふたりだけで
くだらないはなしでわらいあいたい

あなたのためならとすべて捧げたのにどうしてわたしの思い通りにならないの