枯葉が落ちる
恋に落ちる
落ち葉がムードを作り出す
私のこころの様な赤い葉
私をあざ笑うようなからす
彼がこちらを向くことはもう無い
今日とお別れの時間が迫っている
明日が今日になる
今日が昨日になる
昨日が過去になる
明日が来るのが怖い
昨日に戻りたい
今日にいたい
ずっとずっと、明日なんか来なければいいのに
明日なんか、
あぁ、明日が今日になっちゃった
あぁ、また明日が怖い
また今日にさよならだ
私の投稿にいつもいいねをしてくれるお気に入りの人
私のつぶやきにいつもコメントをお気に入りのしてくれる人
私が病んでも認めてくれるお気に入りの人
この人たちは全て、同じ人
だから実際に会ってみることにしたの
それが今日
どんな人だろう
私は誰よりも不幸だった。
というか、その自信があった。
何をしても失敗するし、じゃんけんに勝てたことなど一度もない。
友達もみんな病気で亡くなってしまった。
テストだって、お菓子作りだって、全部全部失敗に終わる。
私は不幸だ。
だけど最近、幸運なことがあった。
彼氏ができたのだ。
まぁ、これも罰ゲームとかなのだろう。
それでもいい。
私は彼氏ができてから、幸運なことが続いている。
これは、彼のおかげなのだろう。
罰ゲームだとしても、私には得なことしかないから、少し申し訳なく感じてしまう。
でも、今私は誰よりも幸福である自信がある。
このまま、友達のところに行けるまで、幸福が続くといいな。
バレンタインにいい思い出はない。
何故なら、チョコの有無やチョコの種類に文句を言う奴らがそこらかしこに出てくるからだ。
普段からうるさいのに、イベントごと、特にバレンタインはより一層うるさい。
本が静かに読めない。
あと、読めないから本を閉じて顔を上げると、待ってましたとでも言うかのような顔をした奴らが近づいてきて、「チョコ、貰えたか?」
「貰ってないよな?」
などと言ってくる。
生憎俺には、他校に彼女がいるため、必ず毎年貰う。
だが、こいつらの前では ない と答える。
ある とでも言えば、そこから質問攻めに遭うことがわかっているからだ。
すると、安堵したのかフゥーと息を吐いてからそのまま自分の席に戻る。
俺には、何故チョコの有無でそこまで楽しめるのかがわからない。
だからバレンタインは苦手だ。
でも確かに、彼女にチョコを貰うときは嬉しいかもしれないな。
少しだけ、他の奴らの感情が分かったかもしれない。