萌々

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3/29/2025, 5:00:49 PM

何故か涙が出てくる。
悲しい訳でもない「嬉し泣きか?」と思ったが
今は携帯を、見ているだけだ。しかも今は
ちっとも嬉しくなんかない
ストレスなのかもしれない
「明日精神科に行こ何もなかったら眼科に行くか」
そして次の日俺はまず精神科に行く事にした。
精神科に行くとまさかの思いがけない事を
言われた。
「水無瀬さん貴方、重度のストレスです。」
と言われた。「この俺が?」と心で
行ってしまう程俺はストレスを
溜めたことが無かった。
医者に最近何かストレスに関する事でもありましたか?
と聞かれて最近の事を思い出したが一つしか最近は
変わった出来事が無かったけどその一つの出来事で
こうなっていると俺は死んでも信じたく無かった
だってその最近の一つの変わった出来事は
俺の幼馴染、湊が大学で仲の良かった後輩と
結婚した事だ何故この事を、信じたく無かったかと
言うとだって、これで俺ストレス溜める要素なくない?
と自分でも、思ってしまった。だってこれでもし本当に
ストレスが溜まっていたと言うなら「俺は湊の事が好きという事だろ?!」絶対に信じたくない。だって幼馴染だぞ?!しかも相手は男そしてもう相手がいる。
もし俺が湊の事が好きと自覚しても相手がいるなら
どうしょうもない。
しかも湊は俺の数少ない友人だ俺は親の都合で転校を
何度も繰り返していた。だからその内に俺は
「またどうせ転校してこの学校の子達とは合わないし」
と思って友達を作ろうととしてこなかった。
けどおれの母校、桜ヶ丘小学校からは転校する事がなく
今まで友達を、作ろうとしてこなかったから
友達の作り方も分からない俺はもじもじしていると
湊が話しかけて来てくれた
「水無瀬 霞月だよな?霞月は今日から俺の友達だ!」
と誰もが近づきやすいような太陽のように明るい
美しい笑顔で話しかけて来た今でも鮮明に
覚えているあの笑顔忘れられる訳ない。
今考えたらもうこの時から湊に
恋していたのかもしれない。
長い事考えていたので医者の存在を
忘れていて「あっやべ」と思いながら特に無いです
と答えて病院を後にした。

てかさっきもう俺はこの時から湊に
恋していたのかもしれないって言ってんじゃん
何俺認めてんだよ。
信じたく無かった。湊が中学の卒業の時俺が
ぐずぐず泣いていたら、
「何お前泣いてんだよ霞月は笑った顔が世界一
綺麗なんだからずっと笑ってろよ」
って言ってくれたからそれっきりは絶対に
泣かないようにしていつも笑って皆んなに振る舞って
いたのに…
「あ〜もういっつもお前だけじゃんか俺の頭の中
ふざけんなよ…何で結婚しちゃったんだろ自分も何
泣いてんだよ好きな奴が結婚して泣くとか
女々しすぎるだろ…二十歳の男がダサ…」
涙を服で拭いて家に帰ろうと歩き出した瞬間
目の前に湊と大学の後輩、結婚した妻がいた
ニコニコしながら歩っていた俺には気付かないぐらい
幸せそうに。
俺はその時何かが崩れる音がした。
「俺が先に好きになったのにこんなに
悲しい事って少女漫画の当て馬とかだけだと思ってた…
現実世界にもあるんだね…」
とぼとぼと家に向かって歩いた
もう動きたく無い何もかも投げ出したい。
そう思いながらも家まで歩いた。
いつもならすぐに着くはずの自分の家が帰るのに
いつもの倍かかった。
よく自分ここまで頑張って歩いたなと自分を
褒めて玄関に倒れ込んで、頬に何かが伝うのを感じた。
あぁ俺今無意識に涙出てんだなって改めて実感した
叶わない恋、死んでしまいたい。薔薇