『失われた煌めき』
綺麗事など言わないでくれよ
たまには弱くたっていいじゃないか
なーんて
この世界がそんな優しいものじゃないって知ってる
そんな淀みきった世界で生きていかないといけないのも知ってる
全部全部わかってるからこそ生き苦しいんだよ
全部理解できてるから悔しいし妬ましい
何も知らないままだったらどれだけよかったか
『戻れない』
_戻れない時を、、、
目まぐるしく流れる時にどれだけ止まって欲しいと願ったか
自分のペースで頑張っていきたいとどれだけ思ったか
この世界のペースで生きている人間はいるのだろうか
『失恋の甘さ』
_はいっ、友チョコ!
友チョコ、なんで言わないでよ
少しくらい本命かも、って希望を持たせてよ
好き、なんて言葉を一言も言わずに終わった初恋
幼馴染のキミのことは僕が1番知ってるのに
キミの隣には学校一の人気者
勝てっこないや、(笑
ずっと好きでした、なんていう暇なく君は彼の方へ軽快なステップで走っていく
毎年くれる手作りチョコ
味は同じはずなのに
甘くて、甘くて
言いようもない慰めを感じるような
失恋の味がした
『悩み、消して』
世界で私と同じ立場にある人へ聞いてもらいたい
なんて、妄想が過ぎるが
この世界は色々な人で構成されている
普通とはかけ離れた生活をしている人
幸せなのに消えたいと願う人
全てを持ち合わせる本当に幸せな人
私は2番目に入るのかな、なんて思う
そもそも普通とはなんなのだろうか
普通にならなきゃ、なんで考える人間が私は嫌いだ
『瞬く間に』
空を見上げれば星が見えるんだよ
星空を見上げて私にそんな簡単なことを教えたキミ
そんな言葉は未来になって恥もて意味がわかった気がする
空は希望に見せたてて
見上げれば世界が広がり夢になって消せる
ねぇ、私こんなに立派になったんだよ?
何気ない毎日を忙しなく過ぎてく時間に置いていかれないように必死に生きてるよ?
《いそがしい》とは一言も発さないようにしてるけどとっくに心は亡くなってるみたい
何気ない毎日はモノクロに色づき変わらずずっと過ぎていく
そんな世界を私は生きてる
毎日に彩りができることを祈って