秋の色・・・。
自分は小さい時、白内障になり水晶体を少しけづった、その病院のテレビで見たのが、
【仮面のりだー】
ページをめくるたびに、涙が溢れてくる。
ある夏の落とし物を渡しに、barへ。
それは、銀色のコイン、かなり古い。
だから、ツルツルとまでは言わないが、そのコインを、京子に渡しに来た。
そのbarのドアを開けると、小さくjazzの音楽が聞こえる。
バーテンダーが、
「いらっしゃいませ」と言う。
バーテンダーも変わったのか、と思いながら、左側の奥に京子がいた。
私は、カウンターの前にある椅子に座る。
「・・・コインは?」と京子は言う。
私は、そのコインを、京子に渡した。
京子は、その古いコインを、私の手から取る。
「恭介も何か飲んだら」
「そうだな、アラスカを」
バーテンダーは、「はい」と言うと、冷たくしたグラスに、シェイクしたアラスカを入れて、私の前に。
その時、京子は右手の親指で、ピンと古いコインを浮かせ、取った。
「恭介、ここまでだね」
と言い、椅子をおりて、
「じゃあね」と言いながら、ドアを開け出て行った。
私は感覚的に、分かった。
たぶん、京子はあのコインを表か裏かを見て判断した・・・だけの事。
私は、アラスカを一気に飲み、勘定を払い、暗くなった空を見て、少し笑った。
夏の都会の中、心の中に雪が積もっており。
京子の心の中は、12月24日に恭介に抱きしめられる。プレゼントなんていらない、ただ・・抱きしめられたい。
そうゆう風景が広がっていた。
夏草を持ち、家に帰る。
家のにある瓶に水を入れて夏草を入れて、少しマツコ・デラックス(大好きですね)じゃなかった、待つ。
夏は暑いと言うが、熱い方になりつつある。
冷たい氷の入ったコーヒーを飲みながら、まあ、インスタントだが・・・。
八月ももうすぐ終わりなのに、まだ、秋にはならない。