詩音

Open App
7/3/2024, 2:35:30 AM

『日差し』

焼けないように日焼け止めを塗る。

日差しから肌を守るために。

せっかくの白い肌を守るために。

君のおかげで嫌いだった白い肌も好きになれた。

でも色白の子が好きだと言った君はもういない。

じゃあ私はなんのために

この白い肌を大切にしているんだろう。

7/2/2024, 4:10:39 AM

『窓越しに見えるのは』

君がいなくなってから

何もかもが色褪せて見えた。

でも君と一緒に行ったお店の

窓越しに見えるのは

いつだって

色鮮やかな景色だった。

それが余計

私を辛くさせた。

6/30/2024, 10:48:19 AM

『赤い糸』

私の小指の赤い糸。

あなたの小指の赤い糸。

繋がってたらいいな

なんて思ってた。

実際にはただ絡まってただけ。

遠回りして繋がってるなんて

理想通りにはいかなくて。

この糸の先があなたじゃないなら

もう誰にも繋がってないんじゃないかな。

6/29/2024, 10:47:54 AM

『入道雲』

すっきり晴れた青い空に

真っ白な入道雲。

そんな夏の景色が好き。

6/28/2024, 12:31:34 PM

『夏』

夏の終わりに君と出逢って

夏が始まる前に君がいなくなった。

君のいない夏を乗り越えたら

夏が終わった頃

また会えるかな。

Next