『無色の世界』

人生楽しければ

もっと世界が色鮮やかに見えるのかな。

そう思ったこともいつしかあったけど

そんなことすらもう思わなくなった。

無色の世界。

いつかまた世界を綺麗だと思えるようになれたらな。

『桜散る』

桜咲く春。

忙しなくすぎる日々。

今か今かと待ち望んでいた桜も

気がつけば風に揺られてひらひらと舞い落ちる。

桜舞う春。

夜に見た桜は例えようのないほど綺麗で

でもそれを見られるのはまた1年後。

その時自分は成長できているのだろうか。

桜散る春。

『夢見る心』

お花屋さんになりたかった小学校の私。

美容師さんになりたかった中学の私。

先生になりたかった高校の私。

誰かを笑顔にできる人になりたかった私。

自分すら笑顔にできない今、

それでもあなたを笑顔にしたかった私。

あなたの笑顔の理由は私が良かった。

夢見る心。

『届かぬ想い』

伝わってほしいと思うし

伝わってほしくないとも思う。

君に届けられないこの想い。

僕じゃない誰かの隣で笑う君には

届けるべきではない想い。

届かぬ想いなんて

僕だけが知っていればいい。

『神様へ』

神様へ

どうしてこんな世界を作ったんですか。

どうしてこんなに世の中不平等なんですか。

どうしてまわりの人は笑ってるのに

私はずっと病院にいなきゃいけないの。

どうして1人でずっと寂しく過ごさなきゃいけないの。

どうして。