詩音

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2/3/2024, 1:57:58 PM

『1000年先も』

いつも隣で笑ってた君。

突然会えなくなって

やっと会えたと思ったらそこは病院だった。

どうして何も言わずに私の前からいなくなったの。

死ぬ時は聴覚が最後まで残ると聞いたことがある。

きっと最後になるであろう言葉を

君の手を握りながら。

「1000年先も、いつまでも君と一緒に笑いたかった。」

2/2/2024, 11:35:48 PM

『勿忘草』

ずっと好きだった。

でも何もいえなかった。

友達のまま過ごした3年間。

あっという間に卒業の日を迎えた。

どうか

私を忘れないで。

2/1/2024, 4:23:25 PM

『ブランコ』

母の膝の上に座ってゆらゆらと揺れたり

父に背中を押してもらったり

いつしか立って乗ってたこともあったっけ。

自分の足で強くブランコを漕いだら

どこまでも遠くへ行ける気がした。

1/31/2024, 11:40:14 AM

『旅路の果てに』

何を求めて旅を始めたのか

今はもう覚えていないけれど

目の前に広がる息を呑むようなこの光景を

心のどこかで求めていたような気がした。

旅路の果てに見る景色。

1/30/2024, 9:10:00 PM

『あなたに届けたい』

もうきっと会うことのないあなた。

私の気持ちを知ってか知らずか

たくさんの優しさをくれた。

大人になった私から、

あなたに届けたい。

「今までも、これからも、ずっと私の憧れです。」

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