今夜は新月 月は見えない…
プレゼントは 小さな灯り
真っ暗な新月の空に 輝く星母子
新月の日の星空
いつもよりも
今夜の星は 綺麗に見えて
新月の日の星空
いつもよりも
今夜の星は 光煌めいて
今夜は新月 月は見えない…
#プレゼント
少女の頃に見ていた夢ほど
美しいものなど 無かったの
少女のままの私は
いつまでも幼い夢ばかり
見ているの
今の境遇の問題点
それが何かは
分かっているつもりだった
何一つ 分かってなかった
戸惑い走る 16歳の私
少女の間だけは言い訳通じるの
若いってことだけが特権ね
軌道修正ってだけなら
いつだって出来るでしょう
若い内ならばね
今の境遇の解決策
逃げていくのは
何の得になるのか教えて
何の解決になるの?
何処へと走る 16歳の私
お気に入りの入浴剤はゆずの香り
懐かしい頃に初めて嗅いだ
やさしい香りに 包まれて
お気に入りの入浴剤はゆずの香り
思い出すのは幼い初恋
やさしい人が 大好きだった
#ゆずの香り
僕らの人生は それぞれ色々
憧れた夢に 少しは近づけたかな
僕の行く末に 募る不安
幸も不幸も 紙一重なの
傷付くことが多いね この一生
心の傷 癒す勇気(ちから)が欲しい
ツンドラの鳥の成れの果て
成り行き構わず 鳴く声 届かず
ツンドラの鳥の生い立ち
追いかけた夢は まだ消えず 夢の跡
この場所からは あの空が見える
この場所に僕は立つ
空は真っ直ぐ ただ、蒼し
他人の振り見て、我が振り直す
間違いに気づいて ふと立ち止まる
僕の行く末に 期待・不安 半々
半信半疑に 先を急ぐ
我ら傷付き 傷付け合う 愚か者也
自分を守る為の勇気(ちから) が欲しい
ツンドラの鳥の成れの果て
成り行き任せで 尚も傷は深くなる
ツンドラの鳥よ 生まれし日より
老いし日まで後悔ばかりを背負うのか
この場所を離れても別に良い
冷たい冬を 知らずとも
心は此処を 故郷と名付く
我らの名はオジロワシ
冬の寒さをも ものとはせず
大空に広げた 翼が誇り
ツンドラの鳥の鳴き声は 止まず
願いも 祈りですらも叶わんものか
ツンドラの鳥の鳴き声は 止まず
世界はまだ 白きものだと 信ず
#大空
あの星は何て言う星?
星の名前はどうでも良かった
あなたと見た星が
とても綺麗で ずっと見ていた
幾つもの星を 見てきたね
冬は一緒に 天体観測
隣に並んで 夜空を見上げる
あの星はいつまで見れるの?
青空の向こうにも星は輝いてる
あなたと見た星を
いついつまでも 忘れたくはない
幾つもの星を 数えてきたね
冬は一緒に 天体観測
隣に並んで 夜空を見上げる
冬は一緒に 天体観測
隣に並んで 夜空を見上げる
#冬は一緒に
あらぬ期待を抱いた夜
足跡 隠して 雪は降る
心は いつしか 雪の中
何も見えなくなるけれど
止む暇(いとま)もなく
雪は 降り頻る
私の囁きが 冬を呼ぶ
私の呟きが 雪を呼ぶ
あなたの前から
消えてしまう前に
あなたの名前 呼んでみたい
生憎の雨に混じる白い雪
姿を見せて あなたが好き
心はいつしか雪の中
忘れるまで 忘れずにいて
あなたへの想いが
辺りを白く染めていく
私の囁きが 冬を呼ぶ
私の呟きが 雪を呼ぶ
あなたの前から
消えてしまうまでは
あなたのことを 好きでいよう
私は雪虫だから
あなたには好かれない
雪降るのを待って
雪が降ったら
あなたの前からそっと消えていく
私の囁きが 冬を呼ぶ
私の呟きが 雪を呼ぶ
あなたの前から
消えてしまうまでは
あなたのことを 好きでいよう
私はそっと雪を待つ
私は雪虫 雪を呼ぶ小さき存在
#雪を待つ