伊田よしのり

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6/4/2024, 12:15:54 PM

カーテンを閉めきった狭い部屋でねるねるねるねを練る。すると、この部屋に一人だけ取り残されたような不安感に見舞われて、私はカーテンを開けた。そこは、あらゆる色が存在する世界で、その色が私の孤独感をいっそう掻き立てたのだ。

6/3/2024, 11:29:37 AM

もともと、ねるねるねるねを練っても色が変わらなくなることを、失練と言った。

それを色恋沙汰に当てはめて、失恋という言葉が使われるようになったのだ。

6/2/2024, 3:23:22 PM

自分に正直であれば、練らないという選択はありえない。とすると私は、不誠実な人間だったのだろうか。

6/1/2024, 10:11:15 AM

梅雨と書いて、ねるねるねるねと読む。

すなわち、梅雨とは、色の変化の季節なのだ

5/31/2024, 12:56:45 PM

純粋無垢なねるねるねるね…

空想の上では、そういうねるねるねるねも、あるのかもしれない。

しかし、現実のねるねるねるねは、色が変わる。色が変わる以上、純粋無垢とは、言えないのだ。

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