伊田よしのり

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2/17/2024, 10:49:25 AM

ソーダ味が、あの人のお気に入りだった。

でも私は、チョコクランチがよかった。

ラムネの食感には馴染めなかった。

その小さな違和感。

二人でねるねるねるねを作るたびにほころんでいって、

私達の色は崩壊した。

あれ以来あの人には会っていないけど、

元気でいるだろうか。

2/16/2024, 1:35:13 PM

「ねるねるねるねは…」

魔女は笑った。

「練れば練るほど色が変わって、こうやってつけて……ウマイ!」


実際、あの魔女は誰よりも上手くねるねるねるねを作ることができた。つまり練ることに関して、あの魔女はプロフェッショナルだったのだ。

2/15/2024, 11:50:29 AM

10年後の私は、ねるねるねるねを練っているだろうか。10年先のことは、わからない。
でも、10年後の自分に手紙を書くことならできる。

10年後のわたしへ。ねるねるねるねを練っていますか。

そういう趣旨のことを書いて、10年後の自分あてにに送った。

2/14/2024, 11:43:35 AM

バレンタイン。

あなたは誰にあげるか、選ぶ権利がある。
でも、僕にだって「もらわない自由」があるはずだ。もらったって、お返しが面倒なだけなのだから。

胸ポケットに「チョコ不要」の札でも付けておきたいね。

バレンタインデーの風習が残ってる職場なんて、時代遅れで、若い社員は笑ってるさ。

2/13/2024, 10:33:08 AM

何もせずに待ってても、
ねるねるねるねの色は変わらない。
自分で練り始めなければ、
何も変わらないのだ。
かと言って、むやみに練っても、ねるねは色を損ねる。何事もバランスが大事ということだ。

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