時計の針を巻き戻そうと
もし巻き戻せても同じこと
いつも時計の針は信じられる
けど巻き戻そうという人は
いつも信用ならない

気持ちだって言葉にできないのに
溢れる気持ちなんて言葉にできない
だけど言葉を選びきれない時は
言葉が溢れてしまう

毎日食べて毎日しゃべって
好きとか嫌いとか日々重ねて
そんな人間性の出入口を重ね合わせる
なんて理屈はふさいだ口でKissをする

1000年先も誰かに言葉が届く
1000年前の星が私に届くように
ここにも言葉の星屑を記そう

勿忘草わすれなぐさ
どんな植物か知らないけれど
悲しい感触がする

きっとみんなにも触れていく悲しさ
それならこの悲しみが
勿忘草というものなんだろう