おはようと言えばおはようと返ってくる
顔を合わせればなんとなく様子を窺いながら会話をする
私にはそれで十分なんじゃないか


友情

土があって水があって陽の差す場所
土は肥えて水には毒がなく太陽光が適度に降り注ぐ
時には天候が荒れて大地が揺れて脅かす生き物が近くを通る
花が咲いて枯れ、種を残す


花咲いて

もしもタイムマシンがあったなら
それは現代のリソースをどのくらい消費するんだろう
それと引き換えに何を得るんだろう

何かを欲するのは、それを手にしたときの感覚を想像できるからなのかな。
見たことも聞いたこともないものを手に入れたいと思うかな。
人間一人に対して世界は知らないことだらけな気がするのに、人間たちは多くを知っているような気もする。
それは私が、人間が何を知っていて何を知らないのかを知らないからみたいだ。

名前を何か特別なものだと感じるのは、大事にしようとする人々の行いが引き継がれてきたからじゃないか。