朝日は好きだ。
暖かい日に照らされて、一日が始まる。
朝の空気を吸えば清々しい空気が肺に回る。
その感覚がとても好きなんだ。

片方は、眩しいほどの光。
もう一方は、底の見えない闇。
私はいつも、闇に身を委ねて歩いていく。

もしも世界が終わりを迎えるとしても、君と一緒にいられるなら、それだけでどれほど幸せだろうか。そんな想いが今、胸に溢れている。

世界は、静かに沈んでいく。
赤い夕陽が、西の空に沈んでいく。
その美しさに、心が震える。

しかし、それは同時に、終わりの始まりを告げるものでもあった。

幸せな夢を見てたんだ。
目を覚まし、その言葉を聞くまでは。

「 ██が死んだ。｣

あれ、そういえば夢の中で手を振っていたのは…
成程。別れを告げに来たのか。
あぁ、最悪な道のりの始まりだ。

誰にも言えない秘密、それはネッ友に好きと伝えようか悩んでいる事。
言えないんじゃない。
言いたくても言わせてくれないんだ。
ネッ友に恋をしたら「おかしい」
同性を好きになったら「好きを勘違いしている｣
ほんと、つくづく生きづらい世界だよな。
クソみてぇ。