小窓に飾った青い薔薇

小枝に吊られた青い葉

君へと爆ぜた、赤い薔薇

赤い糸は君の薬指と

君が好きなアイツと結ばれていた。


僕には

青い感情がお似合いらしい。

空に浮かんだ入道雲

雨音鳴らし、乾いた後の虹達よ


空に轟け、僕の思い

天に届け、君の恋

線香花火が落ちた。

君は笑った。

打ち上げ花火が上がった。

僕は泣いた。

悩み、苦しんだ。

「辛い」と叫べず

「大丈夫」ばかりを愛した。


"ここではないどこかで。"

そう言い、別れた君の為

僕は今も

泣かず、負けず、挫けず


君にまた会うため

僕は"今"、その瞬間を生きているよ。