いん。

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12/10/2023, 1:06:59 PM

# 2
仲間
ONEPIECE二次創作?

仲間 ──────。

響きがいいこの言葉は私の大好きな言葉

私を元気づけて、悲しみを分け合い、
時には儚く消えることもある

そんな言葉

ルフィ「お前はもうひとりじゃない。
大丈夫だ、俺たち『仲間』がいる」

ルフィ、あの時の言葉、すっごく嬉しかったよ

貴方のおかげで“ 仲間 ”っていう
綺麗で醜い言葉を知れたよ

今までありがとう

またどこかで会えたら

12/9/2023, 8:17:31 AM

#1
ありがとう、ごめんね

《ONEPIECE二次創作現パロ》


ここか…

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ティーチャー「皆さん、おはようございます」

みんな「おはようございまーす」

ティーチャー「今日皆さんにいいお知らせがあります」

ザワザワ

ティーチャー「転校生が来ました、どうぞ」


ロー「トラファルガー・D・ワーテル・ローだ、よろしく頼む」

ザワザワ2
mob「かっこよくない…!?」
mob「やばみだね」

ここのクラスは元気だな…ん?
あいつ、あいつだけ静かに読書か
変わってるな

ティーチャー「仲良くしてくださいね、ではあそこの席に座ってください」

ロー(窓側か)

窓が少し空いていて薫風が気持ちい

横の席は…
さっきの面白いやつか

ロー「よろしくな」

??「えっ、あうん…よろしく」

ロー「お前の名前は?」

ミズキ「ミズキ、フィオーレ・ミズキ」

ロー「ミズキか、いい名前だなニコ」

ミズキ「ありが…とう」

mob「ローくんがなんであいつなんかと…」

mob「後で痛い目に合わせないとねニコ」

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ミズキside

ロー「よろしくな」

ミズキ「えっ、あうん…よろしく」

転校生のローくん
めっちゃくちゃイケメン…

だってこんな“ 呪わてた子 ”
なんかに声掛けてくれるなんて
性格もイケメンとか最強じゃん

あっ、そっか
転校生だから知らなくても当然か

このことを知ったら
みんなと同じ対応になっちゃうのかな…?

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〜放課後〜

ティーチャー「では皆さん、さようなら」

みんな「さようなら〜」

ティーチャー「ローさんはお話があるので職員室に来てくださいね」

ロー「わかりました」

mob「ねぇミズキ、後で職員室の横の部屋、来てね?」

ミズキ「わかりました…」
気が重い…

あそこ、使われてない元音楽室だから防音で助け呼べないんだよね…

まぁ助けてくれる人なんていないんだけど
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mob「ねぇ、なんであんなイケメンなローくんと喋ってるのよ…!!」

mob2「お前みたいな呪われた子が!!」

ガンッ
ミズキ「ッ!!」いつもより蹴りが重い

なんで呼び出されたかと思ったけど
そういう事か フッ短気だなぁ

mob「どこ向いてんのよっ!」

ドンッ

ミズキ「やばっ」
いつもより強いや
なんか意識が…

ロー「何してるんだ…?」

mob「ローくん!?」
mob2「なんでここに?」

ロー「っ!! ミズキ屋!?」

ロー「お前たち、何してたんだ?ギロッ」

mob「きゃぁっ」

mob2「ごめんなさい…」

チッ逃げられたか、
それよりも先にミズキ屋だ

ロー「ミズキ屋!!大丈夫か?」

ミズキ「ん…!?ローくん!?」

ミズキ「なんで…ここに!?」

ロー「たまたまだ」

ミズキ「そっか、」
やばい…意識が持たない…

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ミズキ「ん…?」
ここどこだぁ?

ロー「起きたか」

ミズキ「ローくん!」
あっここ保健室か

ミズキ「さっきは、助けてくれてありがとうニコ」

ロー「ドキッ」
なんだこの感じ…

ロー「いや、たまたま通りすがっただけだ…というか何であんなk…

ミズキ「気になるよね… 」

私さ、いじめられてるんだ。

ほら私の赤い目、なんか血の色みたいで不気味でしょ?
だからね、“ 呪いの子 ”って呼ばれてるんだぁ。
呪いの子だなんて
普通の親に生まれてきたんだけどね…ニコ

ロー「俺は、その目綺麗だと思うがな」

ミズキ「えっ?」

ロー「ルビーみたいな目で綺麗だと思う」

ミズキ「あっ、ありがとう…!そんなこと言われたこと無かったよ…?ポロッ」

やばい…涙が止まんないや
こんな私でも優しくしてくれる人がいるなんて

ロー「…大丈夫だ、ミズキ屋がまたこんな目にあったら、守ってやるから」

ミズキ「ありがと…!!めっちゃ嬉しい」

ミズキ「ねぇ、1個質問いい…?」

ロー「なんだ」

ミズキ「ミズキ屋ってどういう意味w?」

ロー「あだ名みたいなもんだ、気にするな」

ミズキ「そっかw」

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その日を境にローくんと一緒に遊ぶことも多くなり、いじめも少なくなった。
と思う

こんな学校が楽しいのは久しぶりだ
こんな日が続くといいななんて思うこともある。
(めっちゃ長くなるので省略!!)
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〜数ヶ月後〜

転校してから数ヶ月後、だいぶ学校にも慣れてきた

ミズキ屋とも少し仲良くなって普通に楽しい
そして、俺の気持ちにも変化があった

前までミズキ屋は気弱な友達、と思っていたが今はどうやら違うらしい

mob「今日体育ある〜」
mob3「まじか、だる〜」

ロー(ミズキ屋遅いな)
いつもは学校始まる40分前ぐらいには来ているはずだが

キーンコーンカーンコーン
ティーチャー「席に戻ってください」

ロー(ミズキ屋は遅刻か)

ティーチャー「皆さんに悲しいお知らせがあります」

ザワザワ

ティーチャー「フィオーレさんは事故で亡くなってしまいました」

ロー「え?」

ザワワワワザワワワワ

ティーチャー「今日、このクラスは授業は無くなりました」

ロー「先生、それ本当ですか?」

ティーチャー「はい、あっフィオーレさんからお手紙、預かってますよ」

ロー「…!!ありがとうございます」

ティーチャー「これから頑張りましょうね」

ロー「はい…」


ロー「ROOM、シャンブルズ」
※めんどくさいから能力使って家到着

早速手紙を読む


ローくんへ

こんにちは

この手紙読んでるってことは私もうこの世にはいないかな?

びっくりしたと思います。病死なんてなんかかっこ悪いよね…?

ロー「ん?」
(ミズキ屋は事故だったんじゃ…)

私ね、ローくんに一つ隠してたことがあるの。

ローくんが転校してきた前の日にちょうど病院だったんだよ
その時ね、先生に言われちゃった




貴方の寿命はあと1年です



こんないじめられて、青春なんて出来ないまま私の人生終わっちゃうんだー
なんて思ったよ…w

でもそんな時に君が転校してきた
それでいじめられてるとこから助けに来てくれた

すっごい嬉しかったよ

そのあと遊園地行ったり、学校の文化祭もとっても楽しかった

私の人生、
この数ヶ月がいっちばん楽しかったよ!!

それでね、気づいちゃったんだけど
私さ、ローくんのことが好き
もう死んじゃったけど
私の事覚えてくれたら嬉しいなーなんて

ほんと楽しかったよ
また来世で会えたらいっぱい喋ろ!!

ありがとう…ごめんね!!



ロー「はっ」
最後までそんなこと言うのか
謝りたいのは俺の方なのに…

あー、もっと早く告っとけばよかった

ロー「好きだ…」

涙が溢れ出る
家の中なのにふわっと暖かい風が吹いた

「私も好きだよ…!!」