【たくさんの思い出】
その言葉をみてすぐ思い出したのは走馬灯だ
走馬灯とは僕の認識では、死ぬ間際に頭の中にある今まで生きてきた様々な記憶が思い返される現象である
なぜ走馬灯になるのかという理由を最近本で読んだ所によると、脳が走馬灯を見せその中に死を回避できるか方法があるか模索させる為だという
それが本当なら
とても凄い機能が人間には備わっている事になる
その人格は死にたいと思っていても、体は生きようとしているという事だ
生命とは言葉に表せない程に、複雑な物なんだと思う
出会いがあれば別れがある
長い時間一緒にいればいるほど
離れがたくなるし
想い入れも強くなる
人であっても
物であっても
場所であっても
僕はそう思う
だいぶ久しぶりに書いてみようと思う
今回は「あなたとわたし」がテーマとのこと
あなたは自分以外の存在として考えてみる
「よく1人では人は生きていけない」
という言葉をみる
確かに1人では生命維持という面でも
生きていけないとは思う…だが
あなたの存在がいるから自分が存在できるのではないか
もしただ1人この世界に自分だけが存在した場合
果たして自分は精神的に自分でいられるのか
そういう状況になってみないともちろん分からない
しかし自分以外の存在がいるから
自我を保てるのかもしれないし
またわたしがいるからあなたが存在を
保てているのかもしれない
時には傷つけ合う事もあるが
同じ度合いで支え合って
成り立っているのかもしれない
どんな人もこの世界にとって
きっと必要ではないか
または
必要な場面があるのではないだろうか
そしてその大切な事を成し遂げた時
また新たな世界を開くのかもしれない
この日常が
当たり前に過ごせる世界を
大事にしたい
『貝殻』
を海に行くとどうしても探してしまう
その後持ち帰って洗って干してしまい込む
そしてしばらくしてから
引き出しの中をごそごそしている時に
「こんな所に貝殻あったのか」
と思い出したように出してくるのがいつものパターン
海辺は本当に色んなものが落ちている
それを拾ってはどんな物語がこの中に詰まっているのか
想像するのが密かな楽しみだ