テーマ「半袖」
“向日葵畑で微笑む君はまるで聖母のようだ”
と思った僕。それを君に言ったら
どんな反応するのかな?
君は、元気いっぱいの笑顔で僕に言った。
「向日葵、綺麗だね!」
麦わら帽子を被った君は、嬉しそうに僕に言った
「連れて来てくれてありがとね人生最期の
いい思い出ができたよ!」
「僕、君に言いたいことが...」
「ん?何か言った?」
「なんでもない...」
「えー気になるじゃん!秘密なしだよ!」
「好きです。ずっと好きでした。」
「・・・」
顔を上げると泣きそうな君がいた。
「ごめん」そういうと
「違うの、嬉しくてでもそんなこと言われたら
未練のこちゃうじゃん」
君は堪えきれず泣き出した。
「私も好きだよ!でも...」「ごめん」
そう言って僕は自然と君を抱きしめていた。
テーマ「天国と地獄」
天使は言った。神の住まう
国に君はいらない
と言った。君は、
地面を這って生きろと。監
獄みたいな日々だ。
テーマ「降り止まない雨」
「起立、礼、さようなら」
『さようなら』
帰りの会も終わり、帰ろうとしたが、
昼から雨が降りはじめて、今も降っている。
朝は、母と喧嘩していつもより早く
家を出た。天気予報では昼から雨が降ると言っていたが傘を忘れてしまった。
そして今にいたる。立ちつくす私をみた
山田くんが「傘、ないの?」と聞いてきた。
「うん...」というと濡れちゃうし一緒に傘使う?
と聞いてきた「そんな悪いよ」と遠慮したが、
「風邪ひいたら大変だし、帰る方向一緒なんだから一緒に帰ろうよ」さすがに断るのもなんだし
一緒に帰ることにした。
傘に2人で入ると意外と狭かった。
それでも山田くんは私の方に多くさしてくれた。
山田くんの左肩は濡れていた。
結局、家まで送ってくれた。
しかし、山田くんは一緒に来た道を戻って
帰っていった。やっぱり山田くんは優しい
そういうとこにキュンときた。
「明日も雨降らないかなぁ」とぽつりと呟いた。
テーマ「あの頃のわたしへ」
元気??今の私は元気だよーーー!!
小さい頃の思い出は...あまりないなぁ...
って思った。きっと、覚えてないということは
あんまり日常を気にして生きていないのかな?
考えると、いいことより嫌な記憶の方が
覚えられるんだよな。不思議だなぁ。
毎日毎日つらいことあるけど終わりはきっと来るから安心してね!!
嫌いな人は絶対いなくなるから!!
未来は最高な毎日だよ!過去の自分に希望を。
テーマ「逃れられない」
僕は好きな人がいる。告白して両思いになった。が、最近どうも冷たい。
「デートしよう!」と言っても、
「・・・」こんなふうに何も言わない。
他にも、一緒にいてもなんだか楽しくなさそう。
なんか香水を変えたのかな?
あんまり僕の好きじゃないにおいもするし...
最近は隣の部屋の人もうるさいし。
知らない人が家までついてきたり。
ほんといやになる。
冷たい彼女にもうんざりだ。
振り向くとそこには別人みたいになった彼女がいる。これでずっと一緒だね。
そういえば僕が住んでいたアパートで殺人事件があったらしいよ。今も犯人は捕まってないらしい
まぁ犯人は僕だけど...