あなたがいたから
無口
話しかけるとたまに
めんどうくさそうに答える。
二人で出かけるのが嫌い。
誕生日、結婚記念日
母の日、父の日
何にもしないし
忘れている人。
嫌なやつ。
心でつぶやいた日何度もある。
私が具合悪くて寝込んだ日
おろおろしていた。
母が入院した日
家をあけたら
三匹の猫の世話してくれた。
一人暮らしの母が亡くなり喪主が私になった。
わけのわからない忙しさのなか
彼がほとんど動いてくれた。
葬儀が終わりひとまず一段落。
彼に私の母の事で迷惑かけたけど
ありがとう。と感謝を伝えた。
彼から、俺の父や母の時
いろいろ助けてもらったから当然だよ。
俺こそ感謝している。
初めて感謝を言われて
涙がこぼれた。
あなたがいたから
私は、この地味でつまらない人生も
安心して生きてこられたのだ。
二人だから。
1年前
まだ母は、生きていた。
病院に入院していた母。
コロナで面会も中々できない日々。
会えなかったけど
「居る」って思った。
母と会話できなくても
母が病院に居る。
それだけで支えになっていた。
今母がもうこの世にいないという
現実。
もう会話できないこと。
理解しているはずなのに
まだ病院に居てベッドに横たわる母が
浮かぶ。
今朝、どしゃ降りの雨だった。
庭に目をやると
母が育てていた鉢植えに
ホタルブクロが雨に打たれながら
咲いているのを見つけた。
母が好きだった花。
母の命は、消えたけど
こうゆう形で私の元に
やって来た花。
あぁ、やっと泣ける。
やっと悲しむことができるよ。
半袖
洋服のリメイクが好き。
着なくなったブラウス。
長袖を半袖に切って
リメイクした。
雰囲気が変わり素敵に
見える。
北国の5月は、まだまだ
肌寒いけど温暖化で最近暑い。
そろそろ半袖も活躍しそう。
リメイクブラウス着れそう。
あの頃不安だった君に
不安の中身が変わった。
あの頃は、暗い夜道をどこに
向かって歩いてるのかわからない
そんな不安だった。
今は、現実の見えすぎる悩みで
歩むたび右側、左側、怖いことばかり。
不安は、生きてる限り
なくならないと実感だよ。
突然の別れ
今日テーマ予知ですか?
4日前、叔母が亡くなりました。
母の一番下の妹。
私と2歳しか違わない。
突然倒れ亡くなったのです。
明るい人だった。
子供が大好きで保育士として働いていた。
命の期限は、人それぞれ。
叔母もまさか自分がって驚いているだろう。
1月に亡くなった母と
虹の向こうで出会えたかな。
私も今日が最後の日と
思って生きていかなくちゃ。
突然の別れは、悲しいな。