10年以上前、母の闘病を1人で支え、母の
命が終わりに近づいていた時の事。
思いがけず看護師長さんから暖かい励まし
の言葉を頂き、泣きそうになってしまった。
その言葉は心に刺さり感謝の気持ちでいっ
ぱいだったのだが...。
ピーンと気持ちが張り詰めていて気丈に
振る舞っている時は、どうか『優しく
しないで』何も言わずそっとしておいて
欲しいと思う。
なぜなら優しさに触れた途端、張り詰めて
いた糸がプツンと切れて再び立ち上がる勇気
を持てそうにないから。
〜お題『優しくしないで』〜
『カラフル』は、個人的には色に満ち溢れたワクワク楽しいイメージの言葉。
フル(ful)がつく単語には「ペインフル」、「ストレスフル」などネガティブワードもありますが「ワンダフル」「ビューティフル」「パワフル」「ハートフル」など、どちらかというとポジティブワードの方が多いような気がします。
気分が少し落ち気味の時に目を閉じて『カラフル』な世界をイメージしてみると、少し気分転換になるかもと今回のお題で気付かされました。
〜お題『カラフル』〜
『楽園』=パラダイス、天国。悲しみも痛みもなく、
穏やかで美しい完璧な場所。...もし、そんな場所が
あるなら行ってみたいけれど、毎日続いたらきっと
飽きてしまうだろうなと思う。
日常は辛い事、悲しい事など大変な事も多いけれど、
その分楽しい事だって沢山ある。
もし『楽園』があるのなら、あの世へ旅立つまでの
お楽しみということでいいかなと思う。
〜お題『楽園』〜
『風に乗って』飛んでくると非常に困る物...それはスギ花粉。スギは風によって花粉を遠くまで届ける風媒花と呼ばれる植物。スギには何の罪もないけれど、花粉症の身にとっては花粉の飛散時期はスギの事を少し恨めしく思ってしまいます。
それに対して『風に乗って』飛んでくると嬉しい物...それは桜の花びら。服に偶然くっついたまま一緒に帰った時は、ちょっと嬉しい気持ちになります。きっとそれは、桜からプレゼントを貰った気持ちになるからなのかもしれません。
もっと考えれば『風に乗って』飛んでくる嬉しい物や困る物は色々ありそうですね。
〜お題『風に乗って』〜
『刹那』は小説で出てくるくらいで、日常で使ったことは一度もないです。
調べると色々な文例がありましたが、中でも一瞬だけ現れてすぐに消えてしまう美しさを指す「刹那的な美しさ」「刹那的な美」という表現が素敵だなと思いました。
この表現ですぐに思い浮かんだのは「桜」。頭の中で満開の状態からハラハラと舞い散る美しい桜の映像が浮かびました。
今回のお題は難しかったですが、言葉を知る良い機会となり感謝しています。
〜お題『刹那』〜