別れ際に見えるのは、君の背中。
私よりもずっと大きく、頼りになる背中。
でも、今日の背中は少し小さく見える。
君にも悩んでいて、不安なことがあるんだね。
そんな時は、私に相談して欲しいのに。
君の力になれないことが1番私にとって悔しい。
でも、それも私の力不足だし、
君が1人で立ち向かおうとしている証拠だよね。
分かってる。私は近くで見守っているよ。
ゼッタイ、諦めないで。
通り雨に時々、降られたくなる。
幼い時は雨が降って欲しいなんて思わなかったが、
大人に近づいている今、雨にうたれたい日がある。
雨が心の中にある、不安とかを流してくれる。
だから、雨の日を大事に思う。
でも、通り雨程度でいいんだ。
ずっと雨だったら、気分が下がって気持ちが落ちる。
でも、その時は晴れの光を浴びれば
気が上に向くんだ。
僕のいちばん好きな時間帯は夕方の黄昏時。
それにプラスアルファして、季節は秋が好き。
秋の黄昏時が、1番寂しく感じる。
暗くなる寸前の夕日は、雲を紫に近い色にする。
僕らはそれを見て、寂しく、悲しく感じる。
でも同時に、明日への希望を抱く。
夜を乗り越えた先に、朝日という幸せを浴びる。
だから、僕は秋の黄昏時が好きなんだ。
窓から見える景色は、できるだけ緑が多い方がいい。
緑色は人を安らかにし、安心させる。
田舎で育つ人が心優しく親切なのはそのお陰かな。
でも、都会へ出ると鬱になったりする。
それは、緑が少ないからだ。
人間は変わり続ける生き物だが、
環境が急に変わることには慣れていない。
徐々に慣れていくから、環境が急に変わった時には
慌ててはいけない。
ゆっくりと変わることをおすすめするよ。
形の無いものに共通するのは、
人を動かすことが出来るものだと思う。
愛、友情、言動、そして優しさ。
地震、毒、いじめ、そして理不尽。
いい意味でも悪い意味でも人を動かし、心を動かす。
形の無いものに人生を左右されることがある。
でも、それは1つの出会いだと思う。
人間は変わり続ける生き物だ。
変わることを気に留めることはない。
だから、形の無いものに出会う度に変わればいい。