「遠くの町へ―隣の芝生は青い」
こんな生活嫌だ
学校に行きたくない
家にも帰りたくない
どこへ逃げれば良いのだろう
家出しているときに ふと思った
「もっと遠くまで自分の足で行ってみたいな
もっと遠くまで逃げ出したいな」と
学校にいるときに ふと思った
「窓から抜け出して走って逃げ出したいな」と
家に行ったって私の居場所はどこにもない
義務教育とかに縛り付けられたくない
他の県へ居たらなぁ
違う学校だったらなぁ
もっと上手くいってた 全て環境のせい
いや違う 私はどこへ行っても
わがままいって 環境のせいにする
環境はとても大切 人は遺伝5割 環境5割
で性格が決まるらしい
けど 全てを環境のせいにして逃げる
こんな自分が嫌だ
いいなあのこは
あのこになりたい
私には推しがいる
グループの他メンは推し様として 好き
最推しはリアコだ
よく恋愛が難しいなら 現実逃避して
推し活でもしたら と言う人をメディアでよく見る リアコにとっては 推し活は現実逃避
ではない 確かに私の推し様は10こ以上年上で
私はまだ子供だ 叶うはずのない恋
でも現実逃避してる訳じゃない
現実逃避は悪いことじゃない 時には大切
だけど私の推し様は実在する
二次元を推している方もいる
けど私の推しは2.5次元だ
推し活を 恋愛ができないから
現実から逃げていると思わないでほしい
太陽のような人
明るい人
みんなの人気者
太陽じゃなくて月のような人じゃダメですか
私は月のような人に憧れる
私の推し様も月のような人
輝いていないわけじゃない
星と一緒にキラキラしているし
優しく だけど力強く輝いている
私は月に照らされるだけでなく
照す側になりたい
私は誰かのお気に入りにはなれない
だから 「私なんか」って考えて自己肯定感が低くなり ネガティブすぎると みんなから言われ さらに誰かのお気に入りにはなれなくなる