一度きりの人生
気付けばもう日付が変わる
生きるのが面倒くさいって思う時は
今食べたいもの全部UberEATSで頼んで爆食するとか、やらなきゃいけないこと全部後回しにして好きな映画を見漁るとか
そんなしょうもないことでいいから
やりたいことやってみる
人生そんなものでいいんだと思う
私はその方が鮮やかに生きられる気がするから
『やりたいこと』
最悪
徹夜で頑張ったレポートは
先生に嫌われてるせいでC判定だし、
理不尽な悪口を聞いて
それあなたが悪いよって言ったらハブられるし、
1人になったら何も言えないくせに
すれ違った男子高校生達にブスって言われるし、
好きな人からの既読スルーはなんと3日目に突入
ふざけんなって大声で叫びたいよ
でももういいんです
あいつら全員尻の穴臭いから
『最悪』
諦めろと諭された夢を
まだ微塵も諦めてないこと
失望されたって
馬鹿にされたって
それが私の生きる原動力だということ
私だけの秘密
『誰にも言えない秘密』
やっと扉を開けて私を苦しめた狭い部屋から出ると
また私を閉じ込める一回り大きな部屋
生きている限りそれがなくなることはない
何か試練にぶつかってそれを乗り越える度
私は大きくなって
部屋も大きくなっていく
だから結局ずっと私は狭い部屋の中にいるのだ
いつかはこの狭い部屋から完全に抜け出して
青い空を見ることはできるのだろうか
まあ抜け出せなくてもいいか
あなたといられるのなら
悩みの尽きない人生、
そう思える人々に出会うまで
私達はめげずに何百回も扉を開けるのだろう
『狭い部屋』
好きだった
低い声、綺麗な横顔、たまに見せる笑顔が愛しかった、よく分からないボケ、焼けた肌、全然名前を呼んでくれないとこ、ドジっ子の癖にいざという時に妙にかっこいいとこ、いつも私を愛おしそうに見ていた目
全部壊れた、終わった
失恋なんて辛いに決まってる
好きだったんだから
当たり前だろ
『失恋』