『失恋』
初めて男の人と付き合ったとき
この恋が永遠に続くと信じてた
すれ違い、お互いが傷ついても
絆が二人を強くするなんて
勝手に思いこんでた
けど・・・
恋を失くしたあの日
マンションの6階から下を見た
・・・・・・
恋した同じ年月、思いが消えなかった
貴方も私も高校生で幼くて
お互いを信じすぎていた
今なら分かる
誰もがお互いの所有物にはなれないと・・・

『正直』
平気で嘘をつく人がいる
わたしは裏切られた
あなたにはあなたの事情があったの？
少しは罪悪感があった？
わたしも貴方のマネをして
嘘を吐こうとした
でもダメだった
だって慣れてないんだもん
だったら傷つくのは私だけ？
割に合わないな・・・
かろうじでウソをつく、
傷ついていないって態度とウソ
やっぱり割に合わない
だって拳を握りしめている
正直どう転んでも、
傷ついた過去は消せない

『梅雨』
色とりどりの傘の下に
それぞれの瞬間の表情がある
窓を伝う雨垂れに
それぞれの思惑を包み込む優しさがある
理屈でない感情は
梅雨というこの時期に
顕著にあらわれては消える
願わくはこの雫たちが・・・
誰にとっても
優しいものになりますように

『無垢』
無垢とは言いがたかったあの頃
焦っていたし、打算があった
自分がそうだと思うから、皆そうだと思う
なんて、言い訳じゃ・・・ないだろう

『無垢』
アーモンドの形
無垢な瞳のネコ (=ↀωↀ=)✧ちゃん
見つめられて見つめて
どちらが先に目をそらすかな？
飼い主の特権発動だ！！！
無垢な君を
私は今からあなたをモフリます♪

『終わりなき旅』
一歩二歩三歩・・・
ここはどこだろう
ここは雲の上？
足元がぐらつく
心がぐちゃぐちゃだ
終わりなき旅の風景は自分しだい
と言うけれど・・・
　と言うけれど・・・
　　が今のわたし・・・