私が初めて中学の校門を通った時
校庭に植えられているたった一本の木には
淡いピンクの花びらが木いっぱいに広がっていた
満開の桜の下でクラス発表で親友となったことが
嬉しいあまりその場で飛び跳ねたことを覚えている
そんな桜の木はいつの間にか
ピンク色から鮮やかな緑色へと変化を告げ私たちも新しい環境に慣れつつあった。
桜は散ってしまったけど
私の桜はここからだ!!
お題[桜散る]
No.28
[ありがとう]
言われちゃった、、、
私の方がその言葉言うべきなのに 、、、、
タイミング逃してしまった。
昨日の夜
駅のホームで特別な人からの贈り物だった。
大切な物を落としてしまって
1人探してたら
[どうした?なにやってんの?]
って聞いてくれて事情を説明したら
一緒に必死になって探してくれて
見つけてくれてそのまま泣き崩れちゃって
伝えたい想いがあった
その日を境にあの人に向けていたものは
仲間として友達として気になるものから
恋へと変化していたのだと気づいた。
いつか伝えればいいその時まで
待つことしかできないのだから
お題[届かぬ想い]
No.27
雨の日はなぜだか憂鬱になる
今日もそうだった。
雨と一緒に涙を流した。
ぽたぽたと
一粒また一粒落ちていく
涙と雨水が混ざって足もとには
水溜まりができていた。
気づいたら傘の必要はなくて
灰色だった空は光が差し込んで
青色が灰色を違うところに連れ出して
顔を上げたらそこには
大きな七色の橋がかかっていた
それを見た私は
さっきまでの憂鬱さはどこにやら
吹きとんで
橋を眺めた。
快感ってこのことを言うんだな
お題[快晴]
No.26
遠くの空へ夢を見ていた。
遠くの空に向かって走っている自分がいた。
バカにされたけどそんな言葉なんて
無視して無我夢中であゆみ続けた
走ったり時にはゆっくりになったりもした。
時にはつまづいたり立ち止まったり
足踏み状態のままで進まない時もあった
そんな状況、そんな困難があったから
こうして今このばに立てている
今のこの景色を見ること感じること
ができるのだ。
この一瞬一つ一つの一瞬を大事にしよう
そしてまだまだ私は立ち止まることを知らない
今の自分が知ることもないこの場とはまた違う景色を
見るために
お題[遠くの空へ]
No.25
言葉にできない苦しさ
言葉にできない虚しさ
言葉にできない悲しみ
もあったら
言葉にできないうれしさ
言葉にできない楽しさ
言葉にできない感謝
それら言葉にできないのは
気持ちが大きく膨れ上がってしまってるから
これ以上膨らますこともしぼませることもどっちも
限界だから一気に出したら
自分が苦しくなるから
気持ちを美味く伝えることが出来たらどんなに穏やかで苦労しないことか
そう思ってしまう自分がいた自分の気持ちをつたえられないから
お題[言葉にできない]
No.24