一風の風で僕は空に舞い上がる
誰も僕の道を塞ぐことは
出来ない
ぐんぐん
ぐんぐん
上に上に
ぐんぐん
ぐんぐん
前に前に
春の匂い
春の色
春の空
春の草花
白い雲が笑ってる
太陽も笑ってる
僕の仲間も
ふわりふわりと
舞い上がる──
向かう先も
進む速さも
みんな違う
風に運ばれ
僕も地に足を付ける──
そこがどこであっても
強い心で
強い足で
この
たんぽぽ
のように──
(2023.05.14/風に身をまかせ)
大好きなアーティストの曲
ひたすら流しながら──
おえかきをして
物語や詩を考えて
ビーズでキーホルダー作って
普段読めないマンガを一気読み
時々
好きな歌を口ずさんで
時々
些細なカラオケしちゃったり
時々
空を見て、そとの空気を吸って
大きく深呼吸して
目を閉じて
一日を振り返って
“楽しかったな”
そう思えること……たくさんしたいな。
(2023.05.13/おうち時間でやりたいこと)
子供の頃は
早く大人になりたかったのに
大人になると
子供のままでいたかったな
そう思うことがたくさんある
大人目線で言ってみる──
あどけない笑顔
無邪気な笑顔
透き通る瞳の笑顔
おちゃらけ、お調子者
素直な言葉
素直な反応
素直な表現
いたずらして、怒られて
たくさん好きなことをして
たくさん一緒にいて
たくさん「だいすき」って言って
他にも言い出したらキリがないけど
どれか一つでもいいから
成長しても心のどこかに
持っていてほしい──
(2023.05.12/子供のままで)
あの日、出会わなければ
今の私はいない
血の繋がりも途絶えてた
あの日とは向いてる気持ちは
違ってはいるけれど
あの日、選んだこの道
後悔はしていない──
いっしょう(一生)ついていく
あの日、あの時
素敵な絵に、物語に出会った
その時から私の趣味が出来た
今でも好きな作品
好きな絵で、好きな世界観
を
さいしょ(最初)は聴き流した
思えば、この瞬間に
虜になっていたんだ
曲を最後まで聞いて
通りすぎたら、気になった
その世界観に触れれば触れる程
奥深く、のめり込む
けっして(決して)
イケメンとは言えないけれど
それは見た目だけ
中身はとてもイケてる男
笑わせてもらって
気付いたら、心も軽く
笑顔になっていました
ぶっとんだ世界観は嫌いじゃない
むしろ好き
自分も全て、さらけ出せる
そんな気がするから──
私は
色んな方向から
好きになってしまう
浮気者かもしれないね──
(2023.05.11/愛を叫ぶ。)
真っ白く
汚れをしらない
モンシロチョウ
──モンシロチョウに
色の魔法をかけて──?
太陽の下
温かい温もりをもって
優しさに触れて
モンキチョウ
夜の光を浴びて
妖艶に一歩足を踏み入れて
昼間へヒラリとかえる
シジミチョウ
魔女のような漆黒を纏い
闇に身を隠すような
カラスアゲハ
夜を駆け抜け
青空を自由に
舞い上がる
アオスジアゲハ
ねえ
今度は何色の魔法をかける?
白は汚れをしらない
白は何でも吸収する
白は……何にでもなれる──
(2023.05.10/モンシロチョウ)