『君と見た景色』

あれはいつだった？
二人で夜景を眺めてた
一つ一つの光は
誰かの生活の光だから
生きてるって事だなと
笑って言った
生きてるから輝きを
放ち続ける
出会いも別れも全部
あれはいつだった？
君と見た景色

『大好き』

だーいすき
ギュッーして
とかけてくる
小さなあなたがママも
だーいすきだよ

『花の香りとともに』

沈丁花の花が咲く
白い小さな花びらが
ほのかに香る
香りと共に
思い出す
蘇る巣立ちの時

『心のざわめき』

シーンと静まりかえった部屋の中
ベットに潜り何気なく一日を振り返る
一つ一つの毎日が正しいかなんて
わからないけれど
ざわざわとこれでよかったのかと
心の奥が囁いている

『手を繋いで』

私の指をしつかり握り
手を繋いで歩いた頃
泣いたり笑ったり怒ったり
日々目まぐるしかった

過ぎゆく日々に
繋いだ手はだんだんと
離れて行く
全て手が離れた今
あの目まぐるしい日々が
懐かしい

手を繋いで
あの頃を思い出す