正直に生きなさい
そう言われて
育ったけれど
正直に生きて
傷つけたりして
正しいとは限らない

でも
自分自身には
正直でいたいよね

梅雨空に
鬱々としながら
過ごす日は
心も下り坂

お日様が
恋しくなる

何を目指してここまできたのか

やりたいことが見つからない
見えない壁の出口を
いつまでも探している

そんな終わりなき旅

「ごめんね」
たった４文字が言えなくて
会えなくなった友達に
今とても会いたい
「ごめんね」
あの時ちゃんと言えば
よかった

半袖のシャツから　
伸びる小さな手を
しっかりつないで
歩いた夏の夕暮れを
思い出す