伝えてはならないこの想い

たとえ間違いだったとしても

あなたにだけには伝えたい

ポツポツと音を立てながら
落ちていく

一滴一滴の雫がやがて大海へ
向かって行く

そしてまた
ポツポツと音を立てながら
帰ってくる

あなたがいれば何もいらない

夢見る夢子だった私はおもっていた

それだけで生活しているわけもなく

一つ年を重ねていくたびに

気づいていく

何もいらないなんてないから

それが年をとるということかな

もしも未来を見れるなら
その未来にあなたがいて欲しい

二人で歩んでいる姿が見られるように
今はしっかり自分の道を　
歩んでいこう

何もない
何色にも犯されない
そんな無色の世界に
ぽつんとひとり
静かに佇む

目を閉じて
何を思い浮かべるだろう
その景色は
何色なんだろう
そして私は
何を思うのだろう