涙が溢れる。
可愛い彼女とオシアワセニ
最後に会った君に、精一杯の言葉
お気に入りの格好して
なにやってんだろ、アタシ。
この期に及んで、まだカワイイって思われたいなんて。
私なんて、もう君の瞳にはうつってない
最後の夜は
星が溢れてた。
ずっと隣で笑っていて欲しかった
ずっと隣で話していたかった
でも、もう無理なんだね
心変わりしていくあなたを見るのは
気が変になるくらいしんどいから
終わりにしよう
そんな言葉を言われる前に
さよならしよう
せめて爽やかに
せめて重荷にならないように
すがりつきたい衝動が
一人歩きしていく
ずっと隣にいたかった
さよなら
君のこと、もっと知りたいって、言われたかった。
私は、あなたをもっと知りたい、って思ったよ。
何が好き?
どんなことしてる?
毎日知りたくて、たまらなくなった。
でも、いつしかそれは、悲しい想いに変わったんだ。
なんでそんなふうに言うの?
なんで連絡なくなったの?
「もっと知りたい」が、悲しい一人歩きをした。
私はもっと、私を知って欲しかった。
知りたいの情熱の温度差は、恋に終わりを告げたんだ。
平穏な日常が、一番だって分かってる。
それがもたらす平和もありがたみも、失ってから気づくものだということも。
でも、私は少年のようにキラキラしたい
泣いて、叫んで何かに渇望して。
やりたい放題な彼に、憧れてる
やんちゃな君を渇望してる
戻らない君を追いかけている
平穏無事な生活を求めてるのに
それでも君を求めてやまない心は
平穏じゃあいられない
私は君になりたいんだ
君を求める私はいつだって、不安定な日々を送ってる。
過ぎ去った日々の
記憶の欠片を寄せ集めて
私という塊が生きている
その煌めきを反芻して
私という魂が生きている
今の日常も、過去の欠片になるのなら
私はまだもう少し生きてみよう
いつかの未来に
その煌めきを感じることができるのなら
もう少しだけ頑張って生きてみよう