3/24/2024, 4:52:13 AM
限りある者たちの中で、キミは特別な存在だ。
我々としても貴重な人材、丁重にもてなしたい。
だから私はキミを連れ出したのだよ、この楽園へと。
心配しなくてもよい。ここで気楽に過ごしていれば、じきに終わる。
キミは選ばれたのだよ。私としては羨ましい限りだがね。
3/23/2024, 1:54:43 AM
好きだから。
こんな上っ面の言葉で信じちゃって、私、バカみたい。
私は本当に好きだったんだよ。
なんで私の想いを裏切るの。
私には、キミしかいないのに。
ひどいよ。
私を愛してよ。誰も愛してくれないんだからさ。
3/22/2024, 3:24:37 AM
この惑星には、キミとボクとの二人しかいない。
ココからキミは、何をしようと自由だ。
滅んでしまった祖惑星には申し訳ないけれど、人類の夢とか、希望とか、ボクにとってはどうでもよくて。
ただキミと、帰るあてのない気ままな宇宙旅行に行きたいんだ。
3/21/2024, 3:33:39 AM
夢現が醒める時、現実の足音を聞く。
それがまるで理想のようなものでも、悪夢でも構わず目は醒めるものだ。
そしてその時には夢の中身など、すっかり忘れてしまっているものなのだ。
あれは一体何だったのだろう。
思い返す時には、もういない。
3/20/2024, 3:12:43 AM
あの丘の向こうに立ち、街を眺めると胸が高まる。
ボクらの街が一望できるこの場所は、昔からお気に入りの場所だった。
あそこに立つと、あの街の全てを手に入れたような気持ちになれたんだ。
空も、雲も、あの森だって。