君が涙目でわたしを見ている。
澄んだ瞳、とても綺麗に思った。
でもわたしは君を悲しませてしまっている。
君を大事にしたいと思っているがまだ十分でないようだ。
もっと愛を伝えてもっと行動で示さなければ、
君はわたしの気持ちを感じ取ってくれない。
愛し続ける、想いを伝え続けることは難しい。
誰かのためになるならば自分を犠牲にできる、
そんな人間に憧れていた。
小さい時から将来の夢なんてなにそれ?って
理想の将来像もやりたいこともなかった。
人のためになる仕事がしたいと話す兄を見て
自分にそんな気持ちは全くなかったけれど
そんなことを思えたら素晴らしいと思った。
そして実際に今、人を助けられるのではないかと
自分が感じた職業についている。
でも根本の自分にはそんな気持ちはないわけで、
毎日何か違う、楽しめない、ストレスに思う、
そんな日々が続いている。
結局どこまで行っても自分のことが一番大切だし、
自分の人生が豊かになることを何よりも優先したい。
好きな人、大切な人のためにならいくらでも
自分の時間、労力、すべてを尽くしたい。
頼りにしてもらえる人になりたいな。
今一番欲しいものは安心。
人間関係も金銭的にもいろんな面での安心がほしい。
安心できたと思えば失われてしまうし、
明らかな偽物を安心として捉えている人もいる。
どこまで行っても安心なんてないのかもしれない。
安心を目指して辿り着いた先でまた新たに
もっと高度で難解な不安に襲われそうだ。
それが人として生きる人生なのだろう。
みんなそれぞれが自分の人生を自分の選択で生きている。
それが全部幸せに繋がるならそれでいいけれど、
そうでない場合も多いようだ。
だからといって挑戦せずに今のつまらない状態、
ただ日々の労働で時間が経っているような、
そんな人生には決してしたくない。
自分にとっての幸せを叶えるために私は行動し続けたい。
好きな人とゆったりとした時間を有意義に過ごしたいな。
お父さんとお母さんの名前から
音と漢字をとってついている。
名字は変わっちゃうから、
私たちの子どもだって証だって。
同じ名前の人には出会ったことがないけれど
私はまあまあ気に入っている。
親からの愛情を感じられるいい名前。
私だけ私の身体の中にいて、
私だけこの目線でこの景色を見ている。
私だけがこの人生を歩んでいる。
とても不思議な感覚だと感じていた。
何もするにも今の私は自由で、
私がした選択で未来が決まっていく。
自分の人生に責任を持たなければならない。
この状況を楽しめる、余裕が持てる人間になりたい。