8/15/2024, 2:04:21 PM
暑さも過ぎて
冷えた空気が
磯の香連れて
肺を潤す
古サンダルの
足音だけが
ざくざく響く
夜の海
等間隔で佇む灯り
拡散してゆく
霧の中
6/11/2024, 4:45:26 PM
月曜朝の憂鬱も
弱肌を焼く太陽も
通りたくない人混みも
お洒落な曲を流したら
もはや全てが演出で
6/9/2024, 11:59:53 AM
あさひのぬくもり
ゆめのなかから
ねむたいわたしを
つれもどす
あさひのぬくもり
はれたまぶたを
むじひにあたため
こじあける
あさひのぬくもり
まどをとおって
ふとんのなかまで
はいりこみ
きのうのままで
いたいわたしに
あさがきたよと
ささやきわらう
5/12/2024, 2:54:37 PM
【短歌】
・教室の隅で泣いていた少女 私の中に居続ける傷
・渋々と早起きして公園に行く美談じゃないが戻らぬあの夏
5/11/2024, 10:16:43 AM
【短歌】
・その声がまた聴きたいと思うことそれが恋だと気づく夕暮れ
・この気持ち誰にもくれてやるものか言葉にできず「嗚呼」を吐き出す