お化け屋敷で
キャーキャー叫ぶ友人
怖がりな人なんだと
ずっと思っていた
今思うと
別に怖がりなわけではなく
その場を楽しむための
キャーだったんだなぁと思う。
「久しぶり。元気?」
わざと笑って見せたけど、だめだ。
彼は叫んでばかり
個人的な意見だが
この世の食べ物の中で
チャーハンだけは
「不味い」という概念は存在しないと
思っている。
なぜなら
チャーハンは
ある一定の、満足という基準を
超えるか、超えないかの
ギリギリのラインの上を
常に行き来する食べ物で
例えばレビューサイトで
星が溢れるほどうまいチャーハン
なんていう物は
この宇宙には存在しない。
常に50点くらいを維持しているのが
チャーハンなのだ。
MAXで50点なので
あんかけチャーハンに改造されたり
半分にして、ラーメンと一緒に提供されることで
はじめて評価される哀しい食べ物
それがチャーハンなのである。
あの日
私は数学の追試のテストを受けていた。
私は勉強が苦手だったので
必死になって焦って解いていたので
『学校が揺れていた』事に
全く気が付かなかった。
試験が終わり、部活に戻ると
チームメイト達がざわざわとしている。
「何があったの?」と聞いたら
「すごい揺れただろ?気が付かなかったの?」
と言われた。
今でも不思議に思う。
本当に、恥ずかしいが
そこで初めて地震があった事を知ったのだ。
家に帰ってから、テレビを着けると
建物が波に流されていく映像が流れた。
地震は、私の想像を遥かに超える
大震災だったのだ。
鳥肌が立ち
足がガクガクと震えるほど
衝撃を受けたのを
今でも覚えている。
今日、出勤するときに
ラジオで、震災から12年経ったと聞いて
時の流れは早いなと思った。
高校生だった私も
もう28歳になった。
あの日の感情がふと、蘇る。
あの日、私が追試を受けていた
あのとき…あの時間………。
あの瞬間…。波、建物、人…。
平穏な日常のありがたさに
感謝をしないとだめだなと思い
書いてみました。
〜愛と平和〜
愛と平和なんて言うけどよぉ
俺たち平和に暮らせてるけどよぉ
愛なんかひとつもねぇんだよちくしょう
だけどなんにも不自由なく暮らせてる事が
今一番の悩みなんだよちくしょう
何が愛と平和だよちくしょう
愛なんかひとつもねぇよ
「愛など必要ないのだ」とまでは
言わないけどよぉ
愛が無くても生きていけてるんだよ
悔しいけど
何が愛と平和だよ…ふざけんじゃないよ
言われなくても平和だよ。ずーと平和だよ、
泣きたいくらい平和だよ。
誰か愛をくれぇ。
〜過ぎ去った日々〜
過ぎ去った日々を思い出すと
口の中が苦くなる。
あまりにも苦すぎる。
もう、あっという間に28歳だよ。
いつ甘くなんの?ずっーと苦いんだけど。
にがぁ…。オェぇ…。