お題「すきだよ」
自分を信じ、芯を持って
どんな事があっても
ずっと1人がむしゃらにひたすらに生きてきた
受け止め切れない事
嬉しかった事
辛かった事
嫌いになった事
そして今日変化を感じたんだ
途中で少し手を離れたけれど
子供達はちゃんと成長していて
ずっと心配が絶えず、将来が不安で仕方なかった
まだ不安は消えない
きっとコレからも消えないだろう
だけど
強く、逞しく、賢く、明るく、元気で
想像力豊かで、まだまだ未熟な君達に
あの頃の無邪気さと成長した姿を見て
『 想像力はママは勝てないだろなぁ…苦笑』と
少し自分に追い上げてきそうなその姿を見て
言い知れない気持ちが胸に込み上げてきた
言葉にならない声を抱え
そんな君たちを優しく厳しく見守っていこうかと
静かに心にしまい
これからの彼らの幸せな未来を願いながら
「すきだよ…」
そう小さく、つぶやいた
お題「またね」
声、詰まる、心、落ちる
消える笑顔ゆっくりと
だけど
貴方の前だけは
元気な私でいたくて
噛む、下唇、かみしめ堪える
言えない悲しみ
貴方に「またね」は中々言えない
まだ2人の時間を終わらせたくなくて
まだ一緒にいたいから
貴方の傍にいたいから
ふとしたある日ある物に手を伸ばした
君とおそろいで買ったスマホ
手に取ればそこには
あの日々が少しだけ残ってた
…君だ…君がいる
笑って、喋って、動いて
声が聴けた…
笑って動いてる君がいた
「あはは、めっちゃかわいい」って
君が言うからさ
ちゃんと通じあってたんだなって
ちゃんと愛されてたんだなって
楽しかった日々が蘇り
少し切なくなった
あんな別れ方をするはずじゃなかったのにね
あんなに仲良かったはずなのにね
もう二度と会えないんだって思ってた
けど私の好きだった君は
こんな所にいたんだね…
ずっと…
逢いたかったんだ
君に逢いたかったんだよ
ここにしか君はもういないけれど
もうなくさないよ消さないよ
私のちっぽけな悩みなんて
この風に流され宇宙のチリに
溶けてしまえばいい
私の身体も骨も残らない程に
粉々に砕いてくれ
この青空と一つになれるように
空気となって消えていくの
それが私の最後の望み
そして最後に私の代わりに頼むよ
私の生きた全ての証を焼いてくれ
もう「私」が2度と産まれてこないように
夏の青空、セミの鳴き声
小さな子供達のはしゃぐ声
遠くから聞こえる誰かが呼ぶ声に
静かに…返事をした
ありがとう、そしてさようなら
もうなにを信じたらいいのか
誰を信じたらいいのか
解らなくなってきた
さすがにここまできたら色んな事に疲れた
嫌気がさしてきた
だから人間は嫌いなんだ、すぐ手の平を返す
もう充分傷つけたじゃん、まだ傷つけるの?
「大丈夫か?」の一言もないんだね…
さすがの私にもわかるよ覚めて面倒臭いって事
内心は嫌われてらるって事
神様は残酷だね…
それでも乗り越えるけどね
ねぇ、泣きたいのに泣けないんだ
こんなに傷ついてるのに
痛みもあまり感じないの
慣れすぎて心が麻痺しちゃったのかな
ねぇ、やり過ごし方を教えてよ
今の私にはもうどうしようもないよ
逃げたい
もっと私を理解して貰える場所へ
安心してさせて過ごせる場所へ
私を傷つける人のいない空間でゆっくり休みたい
私の安息地は何処にあるのかな
心が曇ってもう何も見えないよ……