何このあいまいな空…
朝なの?夜なの?はっきりしてよ…
けど、なんでだろう、この、朝と夜の空の混じり合った所が…すごく、すごくきれいだなぁ
【月に願いを】
小さい頃から、月にお願いごとを言っていた。
『明日雨が振りませんように』
『テストの点数がいい点数でありますように』
『あの人が私を見てくれますように』
『試合で勝てますように』
『受験に合格しますように』
『明日良い事が起こりますように』
たくさん、あの月にお願い事をしたなぁ
でも最近ニュースで【月がだんだんと小さくなっていき、最後には消えるとの…】そんな事を聞いた
ねぇ、月、私が大人になるまでいてくれないの?
私が、消えるまでいてくれないの?
私はまいにち月に『消えないで』とお願いした。
月はいつの間にか私のすべてだったんだなぁ。
月が消えるとき、わたしも
私の中ではずっと雨が降ってる
悪口を言った
嫌いと
うざいと
ソレが言ってた人にバレた、
でも、それは悪いこと?
人の悪口を言っていた、それをバラされた。
私はその子に面と向かって言ってない、だって言った方が傷つく…でしょ?
知らなかった時はにこにこしてたじゃん
悪いのはバラした方だよね
知らぬが仏って知らないの?
私の中では雨が降る
止むことはないし、止ませる事もない。
だって雨は私の気持ちの1つだもの。
私が誰かに面と向かって悪口を言う。
それを泣いてもいい、悲しんでもいいから、受け止めてくれる人っている?
もし、受け止めてくれる人がいるのなら、私はその子にはちゃんと本音が言える。
その子を親友と呼ぶのかもしれないね
【BL注意】
『愛があれば何でもできる!』
よく聞くこの言葉僕は小さい頃そんなのありえないと思っていた。
愛なんて、その場限りのまやかし…そう思っていた。
けど、君と出会ってから世界が変わったよ、君の事を愛してから、僕は何でもできると思ったんだ。
君を愛してから何年たっただろうか。
毎日が幸せだ。
君がこの前僕と両思いだと知った時、心臓が飛びでる思いだったんだよ。すごく嬉しかったんだ。
家に帰れば君がいてくれる。この前は玄関にまで来てくれてお出迎えしてくれたよね。
本当嬉しかったんだよ
今日は君にネックレスを買ったよ。
君に似合う赤いネックレス
両思いだとわかった記念に買ってあげたブレスレットは泣くほど喜んでもらえたからすごく嬉しかったよ
今日も君の喜ぶ顔…みたいなぁ。
「ただいまぁ、あっ、今日も玄関までお出迎えしてくれたの?へへ、すごいうれしいよ、けど君はベッドに寝てていいんだよ!僕が全部面倒見てあげるからさ」
「先輩…」
「ん?何?今日は君にプレゼントがあるんだよ、ほらこれ、君に似合いそうな赤色でしょ」
「先輩…家に…帰りたい」
「ここが家だよ?何言ってるの?僕達両思いなんだからさ、一緒に住むのがあたりまえでしょ?」
「…なんで…こんなこと…」
「君は何も考えなくていいんだよ。僕は君の愛があれば何でもできるからさ」
「タスケテ」
今日も君をいっぱい可愛がろう
「あなた達は一年後高校3年生です。将来何をするかなど決めなければいけません」
なんて事を言われた。
一年後、僕は何をしてるのかな。
小学生の頃は漫画家になろうとしてたな、中学生の頃は警察官になろうとしてた。
今は『何もなりたくない』って気持ちがいっぱいだ。
高校卒業したら何が待ってるんだろう。別れや出会いがやっぱりたくさんあって、辛い事楽しい事もたくさんあるのかな、数分先の事もわからないのに、一年後を考えるなんて。
僕にできるのかな?
一年後の僕へ
今、何してる?
進学する?就職する?どっちを選んだんだ?
勉強には相変わらず追われてるか?
部活はあとちょっとだろうから頑張れよ
あいつらとは仲良くしてるか?
今を楽しんでれば僕はそれで十分だよ、と言ってやりけど、楽しいだけじゃダメだぞ?
がんばって自分の僕の未来を掴んでくれ
僕より