『1年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1年後
1年後も今のままで平凡に
ただ平凡がいい
ただ普通でいい
来年の私はどうしているだろうか。
まだ大学に通っているのだろうか。
やっぱり上手くいかなくて、辞めてしまっているのだろうか。
実は今、悩んでいることがある。
2年前も私は大学3年生だった。
課題に追われ、友達もできず、段々と専門分野に興味を無くし、大学に通えなくなり、休学した。
休学中は趣味に力を入れた。
ずっとやりたかったイラストで小さな仕事をはじめた。
昔から絵を描くのが好きで、(美術部とかには入ったことは無いけど)好きなものをひたすら描いていた。
休学の直前にメディアデザイン系の学部にも転学部を考えていたが、3年生になってからでは遅すぎた。
休学中は楽しかった。
副業でイラストをやっている人と交流したり、お仕事をもらってお小遣い程度には稼いでいた。
けれどずっと続く訳では無い。
大学に戻るべきか、とても悩んだ。
イラストだけで食っていくのは到底無理。
アルバイトをしながらとしても、フリーターで居られる時間などそう長くない。いつかは安定した仕事につかなければならない。
イラスト業が実を結ばなかった時、私はきっと大学を卒業しておけば良かったと後悔するだろう。
周りからも「卒業だけでもしておいた方が良い」と後押しされ、私は1度挫折した分野に戻った。
母は、就職活動も無理にしなくていい。あと2年なんだから頑張りなさいと応援してくれた。
私は、頑張れると思っていた。
自分で決めた道、それに元々全く興味が無いわけではない。この分野だって、好きでやりたくて大学に入ったのだ。
そのはずなんだ。
そのはずなのに。
やっぱり上手くいかない。
そもそも周りはほとんど2つ年下だ。見た目ではそう判断つかないが、友達を作るのは難しい。
それだけで大学というのは難易度があがる。
2年も経てば以前学んだ内容もうろ覚えになり、予習復習の毎日。
もう、辞めてしまいたいと思う。
2年を経て自分は何も変われなかったと絶望するだけ。
苦しい。
それでも頑張って、半年は過ぎた。
まだ、半年だ。
4年生になれば楽になると誰しもが言っていたが、今の自分には何も信じられない。
それに、残りの地獄のような半年をどうやって乗り越えれば?
母にとっては半年なんてあっという間かもしれないが、私にとっては長すぎる。
逆に言えば、潔く辞めてバイトに注ぎ込み、やる気のある分野を伸ばしていく方がいいのでは?と悪魔も囁く。
いや、この思考が悪魔か天使かは誰にも分からない。
それに、ここまで来たんだからと踏ん張る私もいる。
あまりにもひ弱で全く支えられてないけれど、卒業できるなら私だってしたいと思っている。
真面目に通って課題も出して、その意思は伝わっているはずだ。
だから、悩んでいるのだ。
どちらの思考もあり、体もどちらの方向にも動く。
もう無理だと朝起き上がれない事もあれば、すごくやる気になって結果を出す時もある。
こうやってふらふらしたまま1年が経てば、気付いたら卒業してるかもしれないし、単位が足りなくって卒業できないまま追い出されているかもしれない。
考えたって分からない。
別に、特別どっちがいいとも思わない。
それなら悩んだままでも良いかと思う。
人生に目標を持てとか、将来設計を立てろとか言われるけれど、流れるままに、その時の気分で生きてもきっと問題ないのだ。
これは逃げかもしれない。
甘えかもしれない。
けれど、
人生ってそう頑張らなくていいのではないだろうか。
少し肩の力を抜いて、大きく息を吸って、ゆったりと、
風の吹く方へ。
のんびり生きていこうと思う。
朝起きると青空が広がっていて清々しい朝を迎えた。
ウキウキした彼女を見て梅雨入りして初めて晴れたからか嬉しさが伝わってくる。
「今日どこか行く?」と聞くとしばらく考えて「カフェ巡りしたい!」と言ったので今日はカフェ巡りデートをする。そうと決まれば準備を始める。
僕はいつものカジュアルな服装に身を包み彼女を待つ。今日の蚊のはいつもとは違うカジュアル系のコーディネートだった。「行こ!」と手を引っ張られついて行った。
1年前は雨の日だったけど1年後の今日は晴れて良かったと思えた日だ。
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theme 1年後 2024-6-25
【1年後繊細な花】
coming soon !
1年後、私は何を望んで何をしているのだろうか。
将来という遠い未来のことはよく考える癖して1年後のような直近の未来のことは将来に直結するような重要な年でもない限り頭の片隅にも無いようなことなのかもしれない。
1年後、この機に考えてみたところでどうなりたいかはそれこそ将来に直結するような重要な年ではないためやりたいことが実現できているかなども考えにくい。そもそも1年という期間の中で達成したい目標を考えるにはどうにも長過ぎるような短すぎるようなそんな気がして全く思いつくことができない。
現状には満足しているしこれといって未来に不安があるわけでもないそんな上で1年という中途半端な期間の中でなりたい自分や目標を立てることは案外難しい。何かやりたいことがあったなら大抵のことは出来るし直ぐには出来ないことが1年後に出来ようになっているということは何か技能を習得するというのならば考えやすいかもしれないが生憎自分にはそのような意欲がない現状に満足しているというのが大きいのだろう。
やはり自分にとっては凄く中途半端な期間に感じる。これがもっと五年十年と更に長いのなら変わっていたかもしれない。1年という期間に対して自分が不満があったのだろうか?
いやそういうわけではないその積み重ねが将来を作っているのは確実そうだとしたら大きい目標に向かって積み立てる。1年後にはたいして今の自分と変わっていないのかもしれない。そうだとしても将来の自分という大きな目標へ舵を切った方向へ少しは進み、その進み続けた一年一年が目的地への辿り着かせてくれるというのも事実かもしれない。
始めて題を決めてこうやって自由に思いつくままに文章を書いてみたが自動筆記に近いような自分の潜在意識を可視化できるようなそんな便利なツールを見つけた気がした。
1年後
梅雨の合間の晴れた日。
まるで夏みたいに、
太陽がキラキラ輝いてた。
綺麗な青空、白い雲。
降り注ぐ太陽の光。
普通の人はきっと、
こんな日は『良い天気』って
言うんだろうな。
だけど。ボクは。
太陽の光に負けてしまうから、
窓から恨めしく青空を眺めてるだけ。
1年後には。
ボクの病気が良くなって、
太陽の下でも元気に過ごす事が、
出来る様になってるかも。
でも。
1年後には。
ボクの病気は悪くなって、
起き上がるのも辛くなって、
ずっとベッドで寝ているかも。
長いようで短い1年後。
ボクは…。
歳を取れば取るほど、「光陰矢の如し」なんてことわざが身に染みてくるようになった。
代わり映えしない毎日を続けているうちに、いつの間にか桜が散って、向日葵が太陽を向くようになって、紅葉が色づいて、椿が落ちる。
そんなこんなしていたら、周りの人たちはいつの間にかライフステージを進めているし。いつそんな時間を捻出しているっていうんだろう。
私、置いてかれてる? じりじり、じわじわと心を焦がすこの感じ。やたら張り切ってる焦燥感が私を急き立てる。時間は有限だ、なんて厳しい顔をしながら。
「……今年こそはせめて、ダイエットだけでも、成功させようかな……」
……なんて、焼き餅つつきながら言うことじゃないけど。とりあえず、これ食べたら。これ食べたら、スクワットやろう。食べ終わったらね。
そして私は半年後、全然変わっていない体重計の数値を前に、目標を改めることになる。
まずは会員制のジムに登録するところから始めよう……と。
『一年後』
1年後
私は、受験生。
今の私には、行きたい高校なんてない。
でも、早起きするのは苦手だし、嫌なので、
電車を使わない近くの高校に行きたい。
なんとなく候補はあるけど、
そこに行きたいかどうかはわからない。
正直、高校に行きたくない。
勉強が嫌いだから。
でも、中卒だと就職のときに困る。
だから、行くつもりではある。
行きたい高校はなくても、
勉強はしておかないと、この先困るから、
勉強は頑張る。
一年後
のらりくらりと過ごしているとして少しくらいの語彙力が上がり少しくらいの大事な人を守る力を持て余すほどの、余裕がある人であるならばいいなと思う
1年後の私は毎日を大切にできているだろうか。
人生が早く過ぎるのをただただ我慢していないだろうか。
大人になると月日が経つのは早いが決まってそこには意味がない。先のことを考えていると憂鬱になる。早く人生が終わればいいのにと。生きることよりも死に方を考える。今日もそうして1日を終えた。また1年後の今日この文章を読んで私は何を考えるだろう。
2024.06.25
1年後
僕は何しているだろう、ちゃんと学校に行っているだろうか。
友達は出来たのかな、虐められてないかな、ちゃんと毎日楽しく笑顔で暮らせてるかな。
ご飯は毎日たくさん食べれてるかな、成績は良くなってると良いな、勉強は……今はやってないけど1年後の自分を期待して今は少しずつ勉強してた1年後に繋げよう
努力は難しいけど少しずつやってればいつかはできるようになるよね
1年後となると僕は高校2年生になっています
中学校の経験から言わしてもらうと少し学校に慣れ上手に手を抜く方法を知り
一つの世界で上手くやりくりできるようになっています。
それが仇となり3年生で何もやっていないことを痛感するのですがそれはそれでまぁ良かったと考えています。
高校生となると1年後には手を抜くどころかまぁ忙しくなりぐすぐすと悩んでいるでしょう
今は彼女なんていませんこの単純な脳ばかりの学校では急かしく恋愛が進み差別化されていっているので1年後高校2年生には彼女ができていないと高校生活は終わったと同じでしょう修学旅行もあるのでね
1年後、私は何してるだろうなあ
今より自分のことを好きになれていたらいいなって思う。
今は自分に自信がなくてとにかく自分って何??って思ってしまうから。
こんなにも 綺麗な花が 咲くのなら
来年は 育ててみたいな
そう言って
種蒔き時期を 逃しがち
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桔梗は2月3月が種蒔き時だってさ。
半年後の私!土の準備寒いけど頑張って!
アガパンサスは3月4月が植えどきかー!
種は三、四年かかるのか。素直に苗買う?過程を楽しむ?
自分達の一年後を考えて不安に潰されそうな時は
そんなことだけを考える。
追記 桔梗秋にも咲くらしい。秋の七草らしい。万葉集時代は朝顔と言ってたらしい。また賢くなってしまった。(一年後には忘れてそう。)
1年後
1年後、私は彼と一緒にいるのだろうか。
もうすぐ半年。彼のことは今でも好きで何も変わらない。
でも、彼の気持ちは分からない。
恋愛上手じゃない私は、恋愛に対して常に後ろ向き。
経験も少ない私は、いつも彼の隣が私でいいのか不安になる。
歪んだ愛を持った人なら私は安心できるのだろうか。
“ねぇ、来年のお祭りもここで待ち合わせして一緒に行こう”
そんな儚い約束事を胸に一年が経った。
もう彼とは恋人でもなんでもない。
「約束の場所に居たって来るわけないのに」
悲しいかな、忘れたくても忘れられなくてもしかしたら向こうも少しは後悔してるんじゃないかって自分を守るための言い訳をしながら目印も何もないただの河川敷。お祭りへ行くのだろう、浴衣を着た人達を何人も見送った。
お祭りには行けなくてもここからなら花火くらいは見えるだろう。
せっかくなら花火を見てから帰ろうと腰を下ろす。
別れた理由なんてたいしたことない。
お互い仕事で一緒にいられる時間が少なくなって、すれ違って…よくある別れ方だ。
「…記念日くらい覚えててくれたって良かったのに」
付き合って2年目の記念日。
一緒には居られなくても少しだけ電話したり、メールしたり、いつもよりほんのちょっとだけ特別な何かが欲しかった。でも鉄朗は私からの着信にもメールにも反応がなかった。
仕事で忙しいのは分かってた。
いや、分かってたつもりだっただけ。
本当は寂しくて辛くて悲しくて、結局私から離れてしまった。
あれから忘れようと携帯も変えた。
鉄朗が今何してるかも分からない。
考え込んでる間に辺りは暗くなり花火が上がり始めた。
「綺麗」
花火を朧げに見ていると視線の先に人影を見つけた。
「…う、そ」
遠くても分かる。背が高く、髪型が特徴的な人なんてそうそう居ない。
向こうはまだこちらに気付いていない。
会いたい、会いたくない、気持ちが一気に溢れ出し動けずにいると向こうもこちらに気づき信じられないような表情をしている。
近づいてくる、もう逃げられない。
鉄朗はなんでここにいるの?私と別れて少しは寂しかった?
私は泣かないようにするのが精一杯だったよ。
なんて声を掛けようか迷っていたら腕を引かれ苦しいくらい抱きしめられる。
久しぶりの彼の匂いに涙が溢れた。
-一年後-
「1年後」
約束を結ぶことは、ずっと苦手だった。
叶えられなかったときに苦しくなるから。
それでも。
次に会うときはアレを食べよう、とか
今度はあの場所に行こう、とか
積み重なって、降り積もって、
四季が過ぎることが、じんわり温かい。
1年経っただけでも変化ってすごいある気がする。
1年後どうなってるかな……
「1年後」
1年後、貴方はここにはいないでしょう。
空想の世界で塵となって消えていく。
1年後、貴方は私のそばで泣いてしまうだろう。
なぜなら貴方は優しいから。
何をしていますか?
いつも通り、だらだらのんびり過ごしていますか?
それとも、忙しくしていますか?
どんな自分になっていますか?
いい方向へ、向かっていますか?
1年後の私は今よりも、もっと楽しく過ごせていますか…?