『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
飛べない翼を持って、重い翼を持って。飛べない翼を持った人を助けて、自分の翼を重くして、何が楽しいのだろう。そんなに重い翼なら捨ててしまえばいいのに。
風船は私たちを空に連れて行ってくれそうな顔をしているのに、持ち上げて背伸びをしても地面から足が離れることはない
風船を手にして羽が生えたように軽くなるのは気分だけだ
それはそれで良いのではないだろうか?
お題「飛べない翼」
【ペンギン】
僕はペンギン!僕の翼はね?空ではパタパタしても、海鳥さんとかみたいには飛べないの…。でもね、空じゃ無くて、海の中だったら、すぅっと早く移動できるの!そこで、お魚さんとか取って、仲間のみんなと食べるんだ!みんなで食べると、すっごくおいしいんだ!だから、空は飛べなくても、海の中は飛べる!だから、翼は必要なんだぁ!
飛べない翼
飛べない翼は、ただの飾りでしかない。
そして、それはやがて錘となる。
その錘は、自身を不自由の籠へと閉じ込める。
数日前に拾った、美しいけれど飛べない翼をもつ小鳥を見てそう考えた。
結局のところ、見える形や表す形が違うだけで人間も小鳥も、みな同じなのだ。
#飛べない翼
空ばかり見てた
見上げることしかできないと
思ってた
本当は翼を持っていたのに
翼のあることすら
気づかずにいたんだ
その使い方も知らない
それでも憧れは消えない
広い世界を求める心は止められない
たとえ飛べない翼を持っていたとしても
大きく広げて風を受け止め
風をおこすことはできる
自分を包むこともできるはず
飛べない翼はそれでも
翼なのだから
そう気づいた時から自分の
世界は変わって行くんだ
「飛べない豚はただの豚だ」
「……当たり前じゃん? 何でわざわざそんなこと言うの?」
あーヤダヤダ、ジブリ見ない世代来た!
名作よ? 宮崎駿作品の中でも秀逸だと思うんよねー。紅の豚。
森山周一郎、めっちゃ渋いしさー。ジーナも大人の魅力満載で、アドリア海行きてーってなるじゃん!見た直後、飛空艇で空飛びたくなるじゃん、すぐに。カッケーじゃん、純粋に。
「あのさぁ、なんかさっきからごちゃごちゃ蘊蓄垂れててうざいんだけどー。それでもあたし、思うんよ。飛べない翼で、毎日仕事に出掛けてクレーム受けて、愚痴を飲み込んで、くそって足掻いて頑張る君も、相当カッコいいよ? ねえ?」
……君ってすごいね。
たった一言で、僕をポルコ・ロッソにしちまうんだもの。
「誰それ? イタリア人?」
「だから見てよ! 紅の豚だってば!」
#飛べない翼
めちゃくちゃ好きです。「紅の豚」
飛べない翼なら他の使い道があるかもしれない
泳ぐ為の翼か
走る為の翼か
風を起こす為の翼か
何でもいい
とにかく役に立つなら
飛べない翼
世の中(宇宙)には必ずしも心が綺麗な人ばかりではない。知人に高収入の息子に寄生してその息子さんの人生を奪っている人がいる。
お互いに納得してるなら良いかもしれないが翼をハサミで切られた方はたまらないだろう。
若者の未来を奪ってはいけない。
飛べない翼だとしても
翼があるというだけで
羽ばたくことはできるから
………飛べない翼
飛べない翼
“飛べない翼なんてただのお飾りでしょ“
誰かが笑いながら言った
また始まったいじめっ子だ、いつもでしゃばってる
うるさいなそんなに大声出すなら外に行けばいいし、
もう少し頭を使って考えたらいいのに
馬鹿馬鹿しいあいつの言った事なんて聞き流せばいい
"そんな事無いもん"
お、今日は言い返した
“はぁ?何翼があったって飛べなきゃ意味ないし“
"でもっ…"
あーあそこで黙ったらもっとうるさくなるのに
”ちょっといい”
“はぁ?何あんた今私がこいつと喋ってるんだけど“
”あなたに翼がなくて飛べないからって翼がある子に怒りをぶつけても意味無いしそんな事しても翼は手に入らないよそんな事もわからないような馬鹿じゃないよね。あとそんなに大声出したいなら外に行けよじゃーね2度とバカな真似すんなよ”
“っ…!ふざけんなよ。もう行こ気分悪いわ“
”こっちの台詞だバーカ”
"あの、ありがとう"
”いいよ、気にしないであいつらにはムカついてたから
あいつらの言った事気にすんなよ”
"うん"
”私は思うよ飛べなくなっても翼を誇りに思うと良いよ
だってそれはあなたが飛べた証なんだから”
飛べない翼
私は飛べない。
翼は持っている。
飛ぶ練習などした事がない。
自由に飛べる場所などない。
飛ぶよりも、翼が邪魔にならない方法を覚えるべきだ。
僕にはつばさがあるのに上手に飛べない
なぜか飛べない
つばさにきずがある
もぉなおらない
「飛べないつばさ」
〚飛べない翼〛
想うように飛べず、あなたのように僕は輝けない。
あなたの翼は、まるで黄金で僕とは大違い。
"それでも、僕は、どこかで、きっと飛べるよ"
翼はあるクセにその機能を果たしていないということか。結局、飛べない翼は邪魔になるだけということ?
まぁ、そうじゃないよね。例えば、人の腕だって、元を辿れば鳥の翼(これを相同器官という)。確かに人の腕では空を飛ぶことはできない。「翼」という役割を果たすことができなくても、「腕」という役割を全うしている。それで良いと思う。飛べない翼を持っているならそれを有効に使おう。たとえ翼として機能しないとしても、見方を変えればどんなモノにも変化する。腕として使っても良い。傘としても使えそう。体に巻けば暖かくなる。これからの季節、役に立つかも。
いらないから捨てる?勿体ない。ほら、貴方が持っているそれも、あれも、これだっていつか宝物になる。
飛べない翼
私天使!
でも飛べないの
いつもみんなに馬鹿にされるの
でも!飛べるように頑張るの!
だって頑張って練習すればこの飛べない翼が飛べる翼に成長するんだから!
今日も頑張って練習するの!
いつかこの空を自由に飛びたいの!
『飛べない翼』
翼が無くても地を跳ね回る
腕が無くても咥え振り回す
脚が無くても胴で這いずる
そしていつか私は異形の烙印を押される
持ってうまれた者と私の違いはなんだろう
満ち足りた全てを憎む心か
はたまた空虚な全てを赦す心か
空を翔る者は私の自由を知らぬ
弓を射る者は私の傷痕を知らぬ
地を踏む者は私の歩みを知らぬ
ほんの一部分に過ぎない全てに
私はいつまでも縛られ続けている
飛べない翼
空を見上げるとふと飛びたいと思うことがある。
あの空で翼を広げて飛べたなら……なんてくだらないことを考えることがあった。
けれど、自分に翼があっても飛べはしないだろうなとも思う。
既に折られた翼は空に羽ばたくことは出来ないことは自覚していたから。
END
「飛べない翼」とかけまして
「何を食べても調子が悪い腸」と解きます。
その心はどちらも「ダチョウ/駄腸(駄目な腸)」です。
『飛べない翼』
飛べない翼を持つ私に、あなたはそのどこまでも飛んでいけそうな立派な翼をもって美しい景色を見せてくれました。
だから、そんなあなたが空を飛び疲れたときに休める地上の家でありたいと思います。
「飛べない翼」
誰にでも生まれつき羽はあると思う。
いつか大きくなって、羽が翼になったら自由に空を飛べるはず。
なのに私達はいつまでも自由に空を飛べない。立派に育った翼はあるのに。
自由に生きれない。
きっと落ちるのが怖いから。