『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日話すチャンスがあったのに、
何か話したくても全然勇気出なくて
もう会えるのは半年しかないのにな
『 開けないLINE 』
開けない…というよりは
開かない…という方が最近は多くなった
人とのお付き合いも
そんなもん…なんだろうなぁと思う
開けないLINE
知っている、知っている
通知が来てることなんて
開けなければ現状のままでいれる
このままいっそ時が止まってしまえばいいのに
震える指先、でもいつまでのこのままじゃいられないのわかってる
覚悟を決めて薄目で長押し
あぁぁぁぁやっぱりなぁぁぁ
「コロナ陽性になっちゃったから遊べない」
コロナァァァァのバカやろぉぉぉ
お大事に…
早く無くなれコロナ
そしたら開けないLINE
いや開けたくないLINEも無くなるのに
「開けないLINE」
LINEの着信音がなる。
通知を見てみると、幼なじみからだ。
再び、LINEの着信音がなる。
通知を見てみると、遊ぶ予定を訊かれていた。
すぐに返信したいけれど、そうしたら一方的に思いをよせてるみたいで何となく…みじめな気がする。
まだ自分の気持ちは隠しておきたいから、あと少しの時間、あなたからのLINEは開けない。
開けないライン。
いや、開けられないライン。
ねえ、大事な話があるんだけど今いい?
この続きが見たくなくて、ぼくは外へ出た
大好きな人とのLINE
開こうとしたら開けなかった
あれ?
あぁ…そういえば
違ったこの人は大好きな人じゃなく
知らん人とのLINEだった
お題 開けないLINE
君からの返事が怖くて、
ずっと、未読で開けないままのLINE
【開けないままのLINE】
開けないLINE
LINEであの人に告白した
あぁぁぁ、、
あの人からの返信が怖い////
内心、OKだったんじゃないかと
期待もしつつ、
関係がどっちにしろ変わるわけだ
今まで通り過ごしたい私
気にしてしまう、あの人
告白しなければ良かったな
なかなかLINEを開けない
お題《開けないLINE》
《時薬》などという言葉があるけれど。
いつまでたっても私はLINEを開けることができない。
「あやかのすすめてくれた本面白かった! またすすめてよ」
あの木漏れ日さす声が忘れられない。
電話で明け方までよく話したよね。
――あなたは私に、やさしすぎた。
誕生日おめでとうのスタンプと、プレゼント楽しみにしててというメッセージ。
――仕事の休み時間。明日は彼の好きなお酒とおつまみ買って。
でももう、LINEは開かない。
今宵も私を照らす月。
あっけなく彼は旅立ってしまった。
――もう、車は見たくない。
お酒も見たくない。
――世の中狂ってるのよ。
私は今日もひとりきり、静かに涙を流す。
「開けないLINE」
お便り届いたよ
何が書いてあるんだろう
開かない限りはわからないまま
わからなければずっと考えてられる
だから開かない
何が書いてあるか、無限の可能性があるね
他愛もない挨拶?
面白い出来事?
開かない限り、君はこの中でずっと生きてるんだ
孤狼
取り残された
独り彷徨い
謌を奏でた
取り巻くのは
縛られ続け
傷みさえも
愛おしく 切ない…
繰り返しては
失いの日々
凍てた覚想
叶わぬ儚きに
追い掛ける
壊した概念
受け入れ 哀れみ…
刹那 纏い続けて
拒絶 塞ぎ続けて
虚像 創り続けて
脳裏 過り続けて
何時しか
聲は哭く始め
存在は…
いつまでも既読がつかないことに気が付いた。
気付いてしまったあの日から
怖くて怖くて寂しくて。
もう、開けないLINE……
「開けないLINE」
君からのLINEがきてるのは知ってる
それでも無視してしまう
開けてしまえばきっと
甘えてしまうから
負担になってしまうのが怖くて
きっと君は気にしなくてもいいって
言うだろうけど
なんか変なプライドと格闘してる
こんな馬鹿みたいな理由で
開けないLINE
こんな馬鹿な私をどうか許さないで
怖くて怖くて仕方がなくて
いつまでたっても決心はつかなくて
今日もまた引き返す
扉の一歩手前まで来ているのに
どうしても開ける勇気がない
立ち向かわなきゃ分からないのに
挑戦しなきゃ分からないのに
躊躇ってその場で足踏みするの
頑張ろうとしているの
前を向こうとしているの
でもねやっぱりまだ難しいみたい
ほら今日も
開けないLINE
開けないLINE。
開けないLINEは
認めたくない
事実。
「さよなら」と
通知で届いても
開けないLINEは
知らないフリを
してた方が幸せなのかも?
“開けないLINE”
気分が沈むことは誰にでもある
そういうときLINEを見たくなくなるよね
止まらない通知音はまるで
僕のことを責めているみたい…
そういうときはね
思い切って通知を切っちゃおう
またはスマホの電源を切ってしまおう
無理して開く必要はないよ
無理しないでね
もうつながらない
彼からの着信も、名前も
スマホに現れない
悲しいはずなのに
スーッと心が軽くなるのが分かる
ああ、そうか
もう、誰かと名前を呼び間違えられないんだ
酒と香水の匂いをまとった
彼を迎える必要がないんだ
料理にケチをつけられないんだ
罵倒されながら殴られる事もないんだ
私は、自由なんだ
開けないLINE
私…、
彼氏のLINE開けないんです。
怖くて、、
その後に二件、通知が来た。
「今家にいる?」
他の時には…
電話も突然来た。
ごめんね。
こんな彼女で
あの頃のトークがまだ残っているから、開いて見てしまったら苦しくて、せつなくて、行き場のない寂しさに襲われる。
アイコン変わったね。
新しい彼女とのツーショット。
接点なくなるのが嫌で、友達に戻っても大丈夫ってウソついた。
でも、ライン繋がってるのが、今はクルシイ。
思い出に浸ってしまっては、前に進めないじゃん。
だから、今日も、開けないライン。
開かないライン。
どうしても指が動かない。
貴方のメッセージを見るのが怖くて。
昨日の放課後、貴方をLINEで呼び出して、秘めていた思いをこぼした。それなりに仲は良くて、緊張して、震える声で伝えたけれど。そこにあったのはただただ驚いただけの貴方の顔。恥ずかしくって、いたたまれなくって。返事はまた今度でもいいよって、言おうとした瞬間に「ちょっと考えさせて。」って。
ずっと緊張してる。考えてくれる嬉しさより、関係が変わってしまうことが怖くて。期待と不安と。ぐるぐる。ぐるぐる。
そんな私を現実に呼び戻したのは紛れもない貴方からの通知。
開いて、返信すべきなのはわかってる。
でも。でも。
どうしても指が動かない。
開けないLINE