『鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鐘がなる瞬間
幸せな時
結婚した時
君が隣にいるクリスマスの時
でも、何故だろう
君が隣にいない時は
鐘が聞こえないんだ
鐘の音がする
もう終わりだった。
『鐘の音』
年が明けるその狭間
また新しい今日が始まる瞬間
そんな大切な時を動かしてるのは
鐘の音なんだね
〈鐘の音〉
「結婚おめでとう」と貴女に伝える
そうすると貴女は満面の笑みで
「ありがとう!」と言った
あぁ、やっぱり貴女の幸せそうな笑顔には敵わないや
でもね、ひとつ言いたいことがあるんだ
「僕じゃダメだったかな」
そんな醜い願いは
祝福の鐘の音にかき消された
ただそれだけの話
鐘の音…
鐘の音を聞くだけで心が落ち着く。
自分が浄化されていく気がする。
チャイム
携帯電話の着信音
それを聞けば
子供とはかけ離れた
大人の授業の始まり
年末になる除夜の鐘の音
明日、初詣に行くワクワクと
今夜見る初夢はどんなのだろうと
楽しみのドキドキが
相反する中、
荘厳な108回の鐘をつく音で
夢の中へ入って行く
次の年はどんな年になるのだろうと
思いながら…
鐘の音
私が次に進むための合図をして、
思い出す
【鐘の音】ドーンドーンとなっていた
そのとに君は、私と一心同体になった
いつかあなたと鐘の音を聞く時は
最初で最後の2人の結婚だといいな
#鐘の音
鐘の音
鐘の音
夕刻を告げる
あの丘から坂をくだり
港町へと
高らかに鳴り響く音
誰が打っているのだろう
私の生まれる前から
そこにあると
未来を暗示するものなのか
過去を呼びもどすものなのか
………
鐘の名は、時待ちの鐘
「鐘の音」
鐘の音は一体何を知らせようとしているのだろう。
鐘の音をきくと切なくなってくる。
何故だ。
鐘の音が響いた瞬間
扉が開いて、タキシード姿の君が
微笑んでくれるかな
鐘の音が聞こえたら
あぁ、私は消えてしまうんだろうな
“鐘の音”
リーン、ゴーン、
いつからだろうか
祝福の音がカタカナで表されるようになったのは
リーン、ゴーン、
いつか聴けるだろうか
カタカナなんかでは表現できない
幸せの音を
鐘の音が聞こえる
また今日が始まる
夜一人
ベランダ二出テ
キコエルハ
我ノ呼吸ト
鐘ノ音ダ
娘が小学校の低学年を過ごした
転勤先の土地
小学校は城跡にあり
そこに鐘があって
順番で朝鐘をつく
娘はその日を楽しみにしてて
朝早くからウキウキして
喜んで鐘をついた
あの鐘の音を
今でも忘れることはない
海辺の城跡の校庭にある
あの鐘
娘とついた
あの鐘の音
今でも心に鳴り響く
私達家族の鐘の音
鐘の音