『鏡の中の自分』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鏡の中の自分
わたしは右利き
本当の利き手は 左
母が強制した右利き
もしも 左利きで生きたら
人生 変わっていただろうか
鏡の中の自分よ
教えておくれ
ともこ
鏡の中の自分
自分ではない、ただの鏡
鏡が映してるだけ
どんなに他人が
どのように私を語ろうとも
自分ではない
他人は何も知らないのに
それを信じてる
いや、信じてはいないけど疑ってる
目が見えない人に
見た目を語っても仕方がないよね
都合で人を見るのだから
そこにはその人の都合が映る
自分自身だけが真だとも思わないけれど
鏡の中の自分
普通にみると肌荒れが目立ってしょげる
魔法をかけて
逆光の鏡で見ればあら不思議
美しい顔がそこに…
『鏡の中の自分』
鏡の中の自分がふと語りかけてきた気がした。
なんでって、言われると思う。
でも、語りかけてくる気がした。
僕は心の中で返した。
どうして?
でも答えは返ってこない。
当たり前か。
僕は、鏡から離れてふと思った。
入れ替わりたい
鏡の中の自分が、よく言うセリフだな。
鏡の中の自分
それを見るたび苦しくなる
だから私は鏡を見ない
特に学校では何が何でも鏡を見ない
はずせないマスクの下の顔
アホ毛だらけな髪
けして美しいといえない肌
鏡は現実を映す
私の理想から憧れからはほど遠いと
鏡の中の自分が訴えてくる
だから今日も鏡の前で目をつむる
自分が傷つかないように
お題:鏡の中の自分
「鏡の中の自分」
鏡に「お前は誰だ?」って言い続けると、
自分が誰だか分からなくなるらしい。
試そうと思って鏡を見たら、
私と同じ動きをする知らない人がいた。
「あら、これ鏡じゃないわ。」
鏡を求めて家の中を彷徨っても、
私は見当たらなかった。
洗面台にも、お風呂場にも、クローゼットにも…。
【#109】
鏡の中の自分にはわからない
このどす黒い気持ちや言動は
映すことが出来ないから
悪は消えない
鏡の中の自分に問いかけたい。
なんで、自分の気持ちを言えないのか。
言わないと後悔するってわかっているのに。
きみに想いを伝えたら、今の関係が壊れるかもしれない
今の関係が壊れたらもっと後悔するかもしれない
だから、言えない。想いを伝えないで後悔してる自分は本当に情けない。
鏡を見ると笑顔を無意識に作ってしまう。
今日もいい感じ。
それでいいのだ。
『鏡の中の自分』
夜中にふと目が覚めた。
トイレに行ったあとに洗面台で手を洗う。
ふと気になって鏡をじーっと見つめる。
寝ぼけただらしない顔。
明日も学校と考えるとだるい。
余計に脱力してだらしない顔に...
鏡の自分もだらしない顔に。
鏡の中の自分が羨ましい。
そう思いながらベッドに戻ろうと鏡に背を向けると、
コンコン。と固いものをノックする音が聞こえた。
振り返ると鏡から手が伸びてて、寝巻きの胸ぐらを掴まれた。
「なら、入れ替わってやるよ。
俺が鏡の前に来ない限りお前は存在しなくなるけどな。」
不気味な声で喋りながら僕は
ゆっくり鏡の中に引きずり込まれた。
それと同時に僕そっくりの何かが
鏡の外へ出て言ったような気がした。
鏡の中に完全に入った瞬間、意識がプツンと切れた。
語り部シルヴァ
鏡の中の自分……
これはほんとに自分なのかな?
鏡の向こうの私に似てる人が、私の真似をしてるのかもしれない
鏡の向こうに私の双子がいて、全くおんなじ動きをしてるのかもしれない
もしかしたら、私の方が鏡の方なのかもしれない
私がいま無意識にやってる行動も、私からみた鏡の向こうの人がこっちの意識をねじ曲げてこの動きをしてるのかもしれない
ああ……怖くなってきた、どうしよう
これからお風呂に入るけど、嫌だなあ、怖いよ
だけど、家に鏡がなくなったら困るよね。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
鏡の中の自分
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
うちには我儘な鏡がある。
その名も、美の鏡(ビュティリア)。美しいものしか映そうとしない、変わった鏡型の魔工知能だ。
そのため、
「おはよ-ビュティリア……寝癖直したいから映して……」
このように言っても、私の姿は映してもらえない。ついでに無造作に布団を放って乱れたベッドも彼女には不満なようで、鏡の中の部屋からベッドが消えていた。
「髪直せばいいんでしょ!?もー」
私は鏡なしで髪を整え、着替えて、映りの悪い鏡に向かってポーズする。
「どう?可愛い?」
そのうち、痺れを切らした彼女は私の姿を映してくれた。
「おお……いい感じ」
「お早う御座います」
もう朝ごはんの時間だったようで、ユトが入ってきた。
「美の鏡に映っていますね、良し。よかったですね美の鏡があって。ムル様が自分で身なりを整えてくれますから」
「そうだろうけど、ビュティリア厳しすぎるって。寝起きの私も可愛いでしょ……」
そう言うと何故か私の姿が鏡から消えた。
「えっなんでよ」
「ナルシストは美しくないんじゃないですか?何言っても顔がいいだけで許されんのは俺くらいのもんだからな」
「……」
そう言うユトの姿はずっとビュティリアに映ったままで。
解せぬ。
「ねぇ私」
部屋の姿見に向かって話しかける。
『なあに私』
鏡の私は微笑む。
鏡の私は社交的で、勉強できる凄い人。
なのに私は社交性ゼロで、勉強もできない。
「今日ね、クラスの子がね」
『そうなんだ、それで?』
今日も私は学校でのことを話す。
でもクラスメイトの話に私は入っていない。
「私も皆と仲良くなれればなぁ」
『人のことをちゃんと見てる私ならできるよ』
「そうかなぁ」
鏡の私は私の話を聞いて応援してくれる。
何でもできる完璧な私。
「いいな、私が鏡の私ならうまくできるのに」
『そうかな。…そうかもしれないね』
『ねえ私?』
「なぁに私」
鏡の私はにっこり微笑み、
『私たち、入れ替わろうよ』
そんな不思議なことを鏡の私は言った。
「そんなことできっこないよ」
『できるよ。』
『だって鏡の私と会話できるじゃない』
確かに、と納得して私は考え込む。
「……そうだね、入れ替わろう」
だって親も、私が完璧なのを望んでるんだもん。
『うん、入れ替わろう』
すると突然、眠気が襲ってきて私の視界が暗転した。
数日後、夕方になり私が帰ってきた。
『ありがとう、私』
『私が人のことをちゃんと見てたから、』
『私はうまくやれてるよ』
私はにっこり微笑み、最後に言った。
『ありがとね、入れ替わってくれて』
私はそう言うと外で待つ友人に会いに行った。
何もない鏡で私を待つ、愚かな鏡の私。
鏡か.....昔は怖くて鏡を見ないようにしてたな
怖がりのくせに、怖い本を読んでトイレに行くたびにびくびくしてたっけ。
鏡のなかの自分と入れ替わるとか
合わせ鏡に未来の自分が映るとか。
霊界と繋がっているとか。
鏡の前でじゃんけんをすると鏡の中の自分に負けると鏡の世界に引きづり込まれるとか。
そんなことないってわかってるのに今もちょぴっとだけ怖い。
——-え?なに鏡の前で鏡の中の自分に向かって『お前はだれだ』と毎日問い続けると精神が壊れるって?
なんでそんなこというんだよ!寝られないじゃないか!!という会話を修学旅行の時に話したっけなぁ
結局、皆んな怖い怖いとか言いながら夜更かしして先生が起こしても起きないくらい爆睡したっけ。
鏡の中の自分。汚い部分迷い悩み葛藤。
俺は今日も生きている。
【鏡の中の自分】
鏡の中の君は
きっと僕とは正反対だ
“僕が右手を差し出せば
君は左手を差し出す
そっと手を伸ばす
僕と君で手を合わせる
このまま君が僕を
鏡の中に引っ張ってくれたら良いのに
そうすれば僕は君と入れ替わって
僕は君として
君は僕として
生きられるのに
この身をこの心を写し込む鏡よ
どうかこの願いを叶えておくれよ ”
「ほら、早く来いよ」
『う、うん、今行くよ』
あぁ、また呼ばれてしまった
“またね、鏡の中の君(自分)”
チャレンジ105(鏡の中の自分)
幼い頃、鏡の中には、もう1つの国があるという童話を読んだ。鏡に映る自分は別の人格で、もう1つの場所では異なる生活をしている。現実の自分が鏡の中に飛び込み、別の人格と友だちになる。冒険物語である。
夜ふけに洗面所に行った時、ふと別世界への扉が開いているような気がすることがある。鏡の中の疲れたオジサン。今さら別世界を夢見ることはないだろうに。別の人生があったら幸せだったか。少し息抜きが必要なのだろうか。顔を洗う。明日の朝も早い。
一番に理解してあげたい
くらい、くらい、くらい
何が見える?
受け止めて
認めて
映しだしてあげよう
ぴかり、ぴかり
まぶしくなくても
愛してあげたい
【鏡の中の自分】
鏡はどんな時でも今の自分を正確に写し出してくれる
今の自分はどんな姿で、どんな顔か
でも、現実は可愛いと思っても
鏡で見ると現実と何かが違う
ほぼ一緒なのに現実と全然違うのは
どこが違うからなのか🤔
まだ鏡が何か理解していなかった無知で幼い俺は、鏡の中の自分と必死でジャンケンをし、ずっとあいこが続く事に癇癪を起こして泣いていた。その様子をお婆ちゃんが写真に撮ってアルバムに残していた。そのアルバムが出てきたのは、亡くなったお婆ちゃんの遺品を整理していた時だった。
今思えば恥ずかしい話である。決着なんてつく筈がないw
鏡の中の自分 作:笛闘紳士(てきとうしんし)